ムンバイのインド門(Gateway of India)
の近くには超豪華な巨大ホテル
「タージマハルホテル」があります。
(wikipediaから画像をお借りしました)
タタ自動車をはじめ、数々の企業を持つ
「タタグループ」の創業者が建てた、
インド初の5つ星ホテルです。
世界の富豪御用達だそうで
宿泊するととってもお高いので、
午後2時からのアフタヌーンティーを楽しみに行ってきました。
が!
ホテルの入り口がわからん
ぐるーーーーっと建物の周りをまわって
ようやく1か所だけ入り口を見つけました。
高級車が出入りするロータリーを横目に
セキュリティーチェックを受けて入ります。
入ったあとのおさつの第一声が
「あ!匂いがインドじゃない!」
でした
確かにマサラの香りはせず
ヨーロッパの空港のような、
香水の香りがしました。
広いホテル内を迷いながらお目当てのレストランを探しますが
キョロキョロみて歩いているだけでも楽しいです。
トイレに行く時も、
トイレの入り口が立派すぎて宴会場の入り口だと思い、
私とおさつは通り過ぎそうになりました。
そうこうして到着した2階のレストランで。
入口には
「セミフォーマルのみ入場可」
の文字。
やっば
かろうじておさつだけがワンピースでしたが
旦那と私はGパン。
かぼたは…よれよれのキャラクターシャツにサンダル…
入れるかドキドキでしたが、
「裸足はだめよ」
くらいのコードだったようで、
中に入ると私たちと同じようなラフな格好の外国人もたくさんいました
もちろん、キラキラの綺麗なドレスやサリーの方もいましたよ。
High Tea Timeという
アフタヌーンティーセットを頼みます。
本当はネットで予約していきたかったのですが、
うまくシステムが動かず予約できなかったのです。
でも平日だったこともあり、
当日現地予約でいけました。
ちなみにここでも正直に年齢を言ったのに、
かぼたは(見た目が小さいから?)6歳以下ってことで無料扱い、
おさつもこども料金で半額でした。
こどもにやさしい国~
今回の旅で一番かぼたが気に入った食事は
ここだったそうです。
(舌が肥えちゃったコゾウですな)
こどもたちは
きれいにならんだビュッフェに
テンション爆上がりです。
日本と違うのは、
頼んでいないのに
「これもおいしいよ」
「これも試してみて」
とウェイターさんがどんどこ料理を運んできてくれるところでしょうか。
いや、私らそんなにたべられないよと断っても、
「おいしいから食べるべきだよ」
と勝手にテーブルにおいていきます
焼きたてスコーンをテーブルまでサーブしてくれるのも
ふわふわで最高でした
おいしいよ、おいしいけども。
同じの何個もいらないよとちゃんと言わないと
テーブルの上がすぐいっぱいになってしまうのでした
暖かい気候で食料品が豊富にとれるから
フードロスという概念はあまりないのかしら?
(「節水」の看板はあちこちにあるのに)
おさつとかぼたは、
クロワッサンサンドやチーズ春巻きなど、
辛くない料理をさがしては
あれもおいしい!これもおいしい!と
喜んでおかわりしていました。
しっかりご飯を食べたので
デザートに行ってよし!とGOを出したのですが、
なんと2人ともデザートはすぐに「もういい」と言って
また春巻きとスコーンにもどっていました。
甘いの大好きなかぼたまで
デザートをおかわりしないので不思議だったのですが、
1つ食べてみてわかりました。
想像の3倍甘かった
辛い辛いインド料理のあとは
これくらい甘くないと味を感じないのでしょうが、
日本のケーキでも「甘すぎ」という彼らには
甘味が強すぎたようです。
とってもきれいで香りはいいので
私は甘くないダージリンティーと一緒に
おいしくいただきました。
レモンムース。
想像の2倍レモンで
想像の3倍甘いですが、
辛い料理のあとの締めにはぴったりです
ちなみに彼らは
「ポテチがおいしい」といって
揚げ物のまわりに添えてある
塩味のポテトチップスを集めてきて
それを締めにしていました。
素敵なホテルに大興奮でしたが、
舌が庶民だから最後は慣れた味が落ち着くね