こんにちは。
夏期講座受付始まりました。
さて、昨日のアート国語クラスでは
「五感」のレッスンを行いました。
触覚だけで自分が触っているものを伝えて
何を触っているか他の子が当てる「触覚ゲーム」では、
つい触覚ではない情報まで言ってしまう子が続出しました。
ヨーヨーを触りながら
「これはねー。こどもがよく遊ぶものです。」
とかね。
いやそれ手触りじゃないよ
・卵より少し大きいくらい(大きさ)
・つるっとしていて軽いから
プラスチックだと思う(素材・重さ)
・丸くてひらべったいものが2つ、
マカロンみたいに重なっている
(形・状態)
・長さ30cm以上ありそうな
細いひもがついている
・ひもはやわらかい
など、手触りだけで分かる情報がいろいろあるのですが、
普段はほぼ視覚に頼って生活しているので
触覚や嗅覚はわざわざ意識しないと
なかなか言語化する機会がないですよね。
でも、上手な作文や小説には、
触覚や嗅覚を効果的に使って
臨場感を爆上げしているものがあります。
そういう感性とテクニックを身に付けてほしいなと思って、毎年練習を取り入れています。
嗅覚クイズで出題したもの。
・ドクダミ
・なっとう
・パッションフルーツ
・洗濯洗剤(アリエール)
嗅覚クイズも、
代表者が目隠しをしてにおいをかいで
どんなにおいか言葉で伝え、
ほかのメンバーがかいでいるモノを当てる
というルールでした。
納豆は、においをかいでヒントを出すはずの子が
「納豆みたいな匂い。っていうか納豆。」
とすぐに答えを言ってしまってゲームオーバー
そのあとみんなで
「くさったにおい」「くさい」「なまぐさい」
「ぷわ~ん」「朝の旅館を思い出す」
「あたたかい」「おいしそう」
など、どう表現すればよかったか考えてみました。
そして最後はお待ちかね。
味覚の練習
食べる前に
視覚
↓
触覚
↓
嗅覚
のメモを取らないといけません。
そこまで書けたら、いざ実食!
聴覚と味覚を研ぎ澄まして
いただきます
うわーーー
お菓子の写真を撮り忘れた!
(予備で買ったのも
すでに私のお腹の中…)
商品パッケージを見せずに
お菓子をこどもたちに配り、
このお菓子のよさが伝わる
商品名を考えてもらいました。
グループ内の発表と対話を重ねて
こどもたちが考えた商品名は
『まろジュレモン』
ちなみに、第二候補は
「初雪のふわ・ざく・レモン」
(パッと見た時に「福沢レモン」に見えたのは
私がお金に目がくらんだ汚い大人だからですか?w)
キラキラのレモンゼリー(ジュレ)を
真っ白なやわらかいマシュマロにはさんで
初雪のような粉をまとわせたお菓子。
なのだと説明してくれました。
お菓子の特徴をよくとらえた
いい商品名だと思いませんか?
みんな一生懸命取り組んでくれました
このお菓子は「もみじ饅頭」で有名な
藤井屋さんからお取り寄せしました。
正式名称はこちら。
「淡雪花」(あわせつか)
四つ入りを買ったら
「し・あわせつか」だね
(え?そんなだじゃれじゃない?)
ふだん何気なく食べているお菓子やご飯を
言葉で表現するなら何て伝えるかな。
ぜひおうちで食レポごっこしてみてください