こんばんは。
今宵は満月。
網戸にしていると
虫の声が響いてきます。
今月のアート国語クラスでは
俳句かるたもやっています。
名月を
とってくれろと
なく子かな
(小林一茶)
など、有名な句が多数収録されています。
新年が2枚、
春夏秋冬が各12枚の
50枚だったかな。
ふつうにカルタをするだけでなく
カルタを季節ごとに
分けるゲームをしたり、
意味を当てるクイズをしたり、
学びながら遊べますよ
たとえばこの句。
うつす手に
光ほたるや
ゆびのまた
(炭 太祇)
どういう状況か
ふたり一組で実演してもらうと
半数以上の子が
人差し指と中指でチョキを作って
おはしのように蛍をつまんで
渡し合うんですよ
それ、つぶした「G」を
ゴミ箱にいれるときの動きじゃん
情緒どこいった
ってなります
その後「こうだと思うよ」
という動きを見せると、
「あ~~~そういうこと!」
とイメージが湧いて
「蛍は大事にされている。
蛍はプラスのイメージの描写。」
とわかってくれるのではないかと思っています
先人たちが
どういうことに感動して
俳句を作ってきたのか、
季節のうつろいを
どう楽しんできたのか、
興味を持ってもらえたら
嬉しいです
あ~~~月がきれいだ~
(このまま散らかった
リビングをみないで、
現実逃避したまま寝たい…)