つくば市のプロ家庭教師、
わかば国語・作文教室のわかばです
今日は、小学生4年生(新5年生)の
お子さんがいるママ友さんと、
中学受験について
3時間も語ってしまいました
この時期、もうすぐ小学4,5年生になる
親御さんからのご相談が多いので、
よく聞かれる質問に私がなんと答えているか
書いてみたいと思います
よくある質問①
「中学受験しないと、まずいの?」
これはですね、ぶっちゃけ
「学区による」と答えています。
進学予定の中学が荒れていて
お子さんの学力に対して
授業のレベルがぐーんと低かったら、
大事な伸び盛りの3年間が
勿体なさすぎますよね?
でも、竹園東中や吾妻中のように、
そもそも学力が高い子たちが集まっている
地域の中学校であれば、
公立もアリだな、と思っています。
カリキュラムや実験設備は私立に敵いませんが、
私立に行く分のお金を塾や習い事(英会話など)
に投資できますからね
(私立に行ったって塾行く子も多いし。)
なので、受験しなくてもまずくはないけど、
小学校の勉強が物足りなくて暇なら
レベルの高い勉強したら楽しいんじゃないかな
と、というスタンスでお話しています
よくある質問②
「どこの塾がいいの?」
これは答えづらい
なので、逆に聞き返します。
「どういう中学受験がしたいの?」
と。
みっちり週3~4日通塾して
修行僧のように毎日3~4時間勉強して、
自分の限界まで挑戦するような
本気の受験なのか。
→SAPIX・日能研・早稲アカ・茨進(集団)・思学舎etc
こどもらしくお夕飯は家族と食べて
夜は10時に寝ながら、
毎日1~2時間の学習習慣をつけていく
ムリのない受験なのか。
→竹進・明光義塾・茨進(個別)・思学舎パーソナルetc
これが一番大きな分かれ目です
そして、その子の性格や住んでいる場所、
学習のレベルによっても違ってきます。
それらをふまえた上で、
実際に体験授業にいって
先生との相性(先生の力量)を見て判断してください、
とお伝えしています
特に個別授業は学生講師が多いのですが、
「体験授業は、実際に担当する先生でお願いします」
と言うことが大事です
体験は人気講師がやって、
入塾したら新人講師が担当だった
なんてこともありますからね
よくある質問③
「江戸取や茗溪と並木を受けたいんだけど
どっちの勉強をしたらいいの」
江戸取や茗溪と、並木中等は
問題の傾向が全く違います。
よほど学力的に余裕がある場合でなければ、
6年の夏前までは江戸取や茗溪の対策をしてください。
そこで身に着けた基礎学力
(計算速度や背景知識)は、
並木中等の受験でも役立ちます。
それと並行してできる並木対策としては
5年生のうちから
こども新聞の80~100字要約と
関連する意見文(80~100字)を
取り入れることをお勧めしています。
時事問題の知識を入れつつ、
記述対策をすることが目的です。
そのうえで、大手塾で行われる
「並木そっくり模試」「並木突破模試」
などの適正タイプの模試を必ず受けて、
苦手な問題タイプを補強していきましょう。