「14ひきのもちつき」いわむらかずおさん | わかば国語・作文教室
こんにちは。
つくば市のプロ家庭教師、
わかば国語・作文教室のくわだゆきこです

今日は、
この時期におススメの絵本を一冊ご紹介
つくばでも、先週末あたりから、
あちこちでもちつきが行われているようですね。

おさつ(2歳6か月)がいま大好きな
「14ひき」のシリーズ。
色彩もきれいで、季節感が満載で、
ディテールにリアリティがあって、
何度読んでも飽きません

この「もちつき」も、
もち米を蒸かすために前の晩からふやかしておいたり、
うすの下にわらを丸く敷いたり、
失敗すると杵(きね)にもちが吸いついちゃったり…
細かいところにも物語があって、
読むたびに新しい発見がありました。

そうして読み返しているうちに、
おさつも「うす」「きね」「こねどり」
などの単語を覚えたました。

そして、
先週末に初めて本物のもちつきを見たとき、
(落ち着きのない2歳児が)飽きずに
じーーーーっと見つめていたそうです。
(私は仕事でいなかったのですが

絵本で予習して、わくわくを高めて、
いざ実物を見ると、
きっと印象も強いのでしょうね。

どうだった?とあとから感想をきいところ、
「ぬれてた。」
と、ぽつり。
てっきり「おっきかった」「ゆげがでてた」などと
言うと思っていたので、少々驚きました。
「ぬれてた?」
と聞き返すと、
「うん。うすも、きねも、ぬれてたの。」
と。
なるほど
絵本で見たときは濡れてるとは思わなかったから
そこが気になったのね~

フラッシュカードや映像だけでは得られない
こういう体験って、本当に宝物だなと思います。

とかいなか(都会+田舎)、万歳


ということで、年末に向けて
まだあちこちでもちつきが見られるはず!
その前に、お子さんと一緒に
この本を楽しんでみてはいかがでしょうか。