冬休みどっぷりの日々、
毎晩みなさんはどう過ごしていますか?
学校や塾の宿題が終わって、
お夕飯を食べ終わったあと、
寝るまでに3~4時間はあるはず。
その間、ずーっとテレビがついていて
漫然とチャンネルを回している…
なんてことはありませんか?
せっかくのまとまったお休みです。
ぜひ本を読んでください。
まずはお父さん、お母さんが読んでみてくださいね。
雑誌でも小説でも実用書でもいいんです。
楽しそうに、ときにはお子さんに話しかけられても
「いま面白いところだからちょっと待って」
というくらい集中して読んでみてください。
お子さんはその姿を見ていますよ。
そして無意識のうちに
読書=楽しい
とインプットされていくのです。
『本を読みなさい』
と言われて読みたくなる子はいません。
どんなに美味しいケーキでも
『今日から毎日、朝ご飯はショートケーキを食べなさい』
と命令されたら、おいしくなくなりますよね。
本も同じです。
命令されて取り組むと、まったく面白くありません。
(だから宿題で読む本はつまらないんだと思っています)
でも、大人が楽しそうにやっていることは
真似したくなるのが子どもです。
『漢字練習を1ページやったら
好きな本を読んでいいよ』
と、本をご褒美にして
テレビを消してください。
もちろん、マンガでも構いません。
『お正月だから、好きな本を3冊買ってあげよう』
というお年玉もすてきですね。
また、おうちの方が読んでいる本が
お子さんの目に触れるところにある
というのも大事です。
こっそりどんな本なのかのぞけるようにしておくと
お子さんの好奇心が刺激されるかもしれません。
私も小学生のころ、2階の納戸にしまってあった
算数のクイズ本を、隠れるようにして読んだのが
とても楽しかった記憶があります。
(先生やお母さんに隠れて読むマンガが
数倍楽しく感じられるのと同じですかね^^)
私は、
「本を読めば国語ができるようになる」
とは思っていませんが、
「本が読めると国語が楽しくなる」
と思っています。
この冬は、お気に入りの一冊との出会いを
お子さんにプレゼントしてみてはいかがですか?
次の記事で、おすすめの1冊をご紹介しますね。
