いつもお読みいただきありがとうございます。八千代台院の佐久間です。


低血圧は高血圧とは異なり、大きな病気につながる心配は無いと言われています。

しかし、低血圧が原因で「なんかだるい」「朝起きられない」「休んでいるのに疲れやすい」といった症状があり、日常生活に支障をきたすようになると問題へと発展していきます。

なかには周囲の人に辛さを分かってもらえず、怠け者と思われてしまうといった悩みも•••。


日頃あなたは、低血圧が疑われるような症状はありませんか?
一緒にチェックして、症状の改善につなげていきましょう。


食欲が落ちる
低血圧により、食欲の低下が起こることがあります。特に朝食を抜く習慣がある方は注意が必要です。

栄養バランスの良い食事を摂ることで、低血圧の症状を和らげることが出来るため食生活を改善してみましょう。
 
身体がだるい
身体のだるさや体力不足、慢性的な疲労感などは、低血圧でよく見られる症状です。

気温や季節の変化によっても悪化する場合もあります。

十分な休養を取ることや、自分のペースで適度な運動を行うことで症状を和らげることが可能です。
 
頭痛、めまいや立ちくらみ
低血圧が原因で脳への血流が不足すると、頭痛やめまい、立ちくらみが起きる場合があります。
特に急に立ち上がった際に起こりやすいですことが特徴。

急な立ち上がりは、下半身の静脈に大量の血液が集まることで心臓に戻る血液の量が減少し、血圧が低下する可能性があります。
立ち上がる際には、注意してゆっくり立ち上がるようにしましょう。
低血圧は見逃されることが多い場合がありますが、実際には様々な健康リスクをもたらす恐れがあります。


全身に血液が供給されなくなる
低血圧状態が続くと、体全体の組織や臓器に十分な血液が届かなくなる恐れがあります。

特に影響を受けやすいのは脳です。

脳への血流が不足すると、めまいやふらつき、集中力の低下、頭痛などの症状が現れる場合があります。

低血圧が重症化し、脳への血液供給が極端に減少すると、失神や意識不明の重体へ陥る可能性もあるため注意が必要です。
 
ショック状態に陥る
血圧が急激に低下すると、ショック状態に陥る危険性が高まります。

ショックは全身に血液が行き渡らなくなる重大な状態で、多臓器不全を引き起こし死に至るケースもあります。

低血圧によるショック状態は、特に外傷や大量出血、重度の感染症などが引き金となる場合が危険です。

 

低血圧が続くと、その他にも動悸や息切れ、手足の冷えなどの症状が現れます。

日常生活の質を低下させるだけでなく、長期的には心臓や腎臓などの重要な器官に負担をかけるため、低血圧は放置しないようにしていきましょう。