こんにちは。八千代台院の篠崎です。
皆様はギックリ腰になったことありますか?

わたしはギックリ腰手前みたいのにはなったことがありますが、ちゃんとギックリ腰になったことはありません。
なったことがある人はわかると思いますが、本当強烈な痛みでひどい人だとトイレに行くことすらできない状態になってしまいますよね...

自分の患者様でもトイレに行けずオムツで過された患者様もいます。


本当はならないようにしていくのが1番なのですが、今回はなってしまったらのお話をさせて頂きます。


ギックリ腰になってしまったら… 

 

アイシング・立ち方・くしゃみ咳の仕方・安静についてお話させて頂きます。
 

まずはアイシングについてお話させて頂きます。

アイシングには鎮痛効果と炎症を広げないようにする効果があると言われています。(後者に関しては意見のわかれるところもありますが)ギックリ腰に関しては温めるよりは冷やした方が落ち着く傾向があるので試してください。

熱感がある患部を10分から15分くらい冷やしてください。

冷やすのは氷嚢(なければビニール袋に氷をいれたもの)などを使うようにしてください。

一度冷やしたら次冷やすまでに40分以上はあけるようにしてください。


次に座った状態からの立ち方についてお話させて頂きます。

座った状態から立ち上がる時に普通は一度前屈みになりそこから腰を伸ばすような立ち方をします。

その動作がギックリ腰の時非常につらい動作になります。

なので腰を立てたまま立ち上がると意外と立てたりします。

上を見ながら立とうとするとうまく立ちやすいです。


くしゃみ、咳もギックリ腰の時は大変だと思います。

どうしても出てしまうときは少し身体を丸め、両手を壁や床にしっかりついた状態でするようにしましょう。

そうすることで圧が分散されるのでギックリ腰を悪化させることを防ぐことができます。


ギックリ腰になってしまった直後はまず必要なのが安静にすることです。

ただずっと安静にしているとギックリ腰をこじらせる原因にもなってしまいます。

ギックリ腰の程度にもよりますが、動けるようであれば翌日からは痛みがでない範囲で少し動かした方がよいです。

このあたりは判断が難しいところでもあるのでご相談頂ければと思います。
ご家族などがなってしまった時のためにも対処法もしっかり覚えていきましょう!

 

八千代台 ギックリ腰