いっきに満開🌸になった札幌の桜。
明日からお天気下り坂というので
あっという間に散ってしまうでしょう。
今日がピークかも、
私も近場でお花見してきました。
さくらといえば
『花さかじい』
日本の五代昔話です。
知らない人はいない有名なタイトルです。
でも、ストーリーを終わりまで知ってますか?
となると、これがあまりいらっしゃらない。
最も、このお話しは
日本各地で語られてますが、地方によってもエピソードが少しずつ違います。
「ここほれワンワン」と鳴く犬も
お爺さんと山で出会ったり、お婆さんが
桃太郎の桃のように川で拾ったりと違いがあります。
ざーっと、あらすじ
昔々、優しい爺と婆の元に犬がやってきた。
子どものなかった爺と婆は犬を我が子のように可愛がった。
ある日爺は犬と山へ行くと犬が「ここほれ」と言うのでその通り掘ってみると、小判がザックザク出てきた。
これを知った隣の欲深ジジとババは嫌がる犬を無理やり山へ連れて行き掘ってみたところが、小判ではなく汚い牛や馬の糞。
怒った隣のジジババは犬を殺してしまった。
悲しんだ優しい爺と婆は犬を埋めてやり、そこへ木を植えた。
木はみるみる大きくなって大木になった。
その木で臼を作り餅をつくと、餅が小判に変わった。
それを見た隣のジジとババは無理やりその臼を借りて餅をついた、ところが餅ではなく牛や馬の糞が出てきた。
怒った隣のジジとババは臼を燃やしてしまった。
優しい爺と婆はその灰を集めて持って帰った。
帰る途中で風が吹き灰が飛ばされて枯れ木に降りかかると、満々と桜が咲いた。
爺は町へ行き「枯れ木に花をさかせましょう」とふれ歩くとお殿様に「城の枯れ木にも咲かせてみよ」と命ぜられ灰をふりまいた。
城の庭も満々と桜が咲いた。
爺はお殿様から褒美を貰ってくると、
又隣のジジが真似をして灰をかき集めて城へ行った。
ジジが灰をまくと花が咲くどころが、灰がお殿様や皆んなの目に入ってしまい、怒ったお殿様は欲張り爺を牢屋にいれたとさ。
優しい爺と婆があんなにかわいがっていた犬を
隣のジジババがいとも簡単に殺してしまったり、
犬の代わりにと植えだ木をずぅと大事にすると思いきや、あっさり切って臼を作るとか、
けっこう衝撃的な内容なのです。
でも町中の枯れ木がいっぺんに花で満開になるという描写は視覚に訴えるお話しです。
日本人は桜が大好きで
その桜がいっぺんに開花する様子と花咲か爺さんがリンクして日本人の原風景というか意識の中に強く訴えるものがあるのでしょう。
だから花さかじいは人気があるのだと思います。
実際に昨日まで硬い蕾だった花がいっきにぶわぁ〜と咲き満々となる様子は、魔法のようです。
この自然の作る不思議さを見て、こんなお話しができたのではないでしょうか。
「花さかじい」
でオススメ絵本は難しいですね。
どうしても名作集のシリーズの中の1冊になるので、文章がイマイチとか絵とマッチしていないかもとか、なのです。
昔話は語るが一番! なのです。
ただ語りもテキストを選びますよー。
綺麗な話しと思って飛びついても、
爺と犬との会話がまどろっこしかったり
あれやこれやエピソードがありすぎて
時間だけかかったりします。
小澤俊夫監修の昔ばなしシリーズ
子どもとよむ日本の昔ばなし
『花さかじい』くもん出版










