こんばんは。11月に入りました。10月一度もブログを更新できずすいませんでした。10月にプロ野球ドラフト会議も開催され、いよいよシーズンも大詰めとなります。残り試合やプレーオフも大切ですし、同時進行でオフシーズンの過ごし方の計画立ても必要になってきます。プロ野球に限らず我々アマチュア野球にとっても大事な時期です。1日を大切に過ごしていきたいと思います。さて今回のテーマは、先月のオンライサロン配信で初登場した若様MGさんからあやかり「マネージャー」です。

 選手をサポートする重要な役割を担うマネージャーは普段から表に出るポジションではありませんが必要不可欠な存在です。選手のケア、監督の補佐、試合運営、来賓の対応など仕事内容は多岐にわたります。最近はグラウンドに入って選手との距離が近い役割(野球で言えばスコアラーやノック補助員、実際にノックを打つマネージャーもいます)を担当する学校が増えています。また、女性の割合が高いものの大学野球では男性マネージャーもいらっしゃいます。

 そんなマネージャーを目指す・担当するきっかけは様々です。自らマネージャーを目指す方が大多数だと思いますが、女子選手が認められていないためマネージャーになるしかなかった、ケガで選手を引退せざるを得なかったなど、外部的要因でマネージャーの道へ進む方もいらっしゃいます。その点は審判も似ている部分があり、華やかさを持つ選手とは真逆のポジションかもしれません。最近はほとんど見かけなくなりましたが、練習試合で審判へ行くとマネージャーさん雑用ばかりさせられるなど立場が非常に厳しい状態のチームもありました。

それでもマネージャーの方々に共通しているのは、スポーツに対する熱意と人間力の高さです。スポーツは選手だけでは成立しません。選手をサポートしてくれるマネージャーがいるから選手たちはプレーに専念できるのです。大きな学校へ行けば、選手の道具や食事の準備をしてくれるところもあるでしょう。でもこれは当たり前のことではないですし、マネージャーさんも精神面の強さが試される部分でもあります。1人1人の熱い志がチームを支えていることは間違いありません。

 そして人間力は日頃の活動で培っていると思います。自分が印象に残っているのは、とある高校で遭遇した「マネージャーコーヒー事件」。この高校では昼食時にマネージャーさんが作るコーヒーが出るのですが、新人マネージャーさんが作るのを忘れてしまっていたのです。監督に怒られ慌てて作ったものの、出す順番と濃さを間違えてしまいさらに怒られるという歴史的大事件でした。この時自分は不覚にも笑ってしまいそうだったのですが、帰宅してあの場面を思い出すと、「選手よりいい経験をしたのではないか」と感じました。精神が強くなるのは選手の方かもしれません。ですが選手たちは最低限の礼儀作法や気配り心配りはそのスポーツ独自の風潮で覚えるため、すべてが社会で役立つかは分かりません。その点、マネージャーは監督の下での業務とお客様対応などで様々な立場の大人と行動を共にするので、選手とは違った、あるいは選手以上にレベルの高い成長ができるのではないかと考えています。

 今回はここまで。また時間を見て文章を書いていきます。

 

 

 

2020.11.3

@Waka_respect_bu