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短歌往来2023年9月号に
作品が掲載されました
nagarami@jasmine.ocn.ne.jp
03-3234-2926
(ながらみ書房さま)
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及ばぬ高き姿を追へ。
新古今見ざる歌詠みは
遺恨のことなり。
ごきげんよう、梶間和歌です。
この記事は、2023年8月29日に
LINE公式アカウントのほうで
お送りしたメッセージに
加筆したものです。
2020年に上梓した
『生殖の海』の推敲を
なぜその後も続けているのか、
おもいの一端が
こちらで共有できましたら幸いです。
この記事も
京極派ラバーに届くといいな。
ただ、加筆したnoteの記事を
転載したところ
ちょっと長くなりましてね、
「学習しませんねえ。文字数制限超えていますよ」
とアメブロさんに怒られましたので、
前後編に分けて
アップしようと思います。
文字数制限のないnoteが恋しい。
こんばんは。梶間和歌です。
2019年から20年に掛けて
梶間が歌集を作り、上梓したことは、
多くの読者様がご存じかと思います。
その節は大勢の方に応援いただき、
また上梓した歌集を
ご購入いただきまして、
誠にありがとうございました!
これは本当に意味のあることで、
特に後半4ヶ月かけて解説した
京極派について。
教えるからには
自分でも理解していなければ
ならないわけで、
なかなか存在感のある厚さと価格の
研究書に圧倒されながら、
独学を深めました。
特に、京極派の表面的な特徴より、
その特徴を存在せしめた
動機や時代背景、
完成形に至るまでの試行錯誤
のほうを伝えるべく、
「新古今の精神を現代に」
という私の思想が
「京極派の精神を現代に」
「京極派和歌を詠まなくてさえ
京極派の精神で生きることができる。
いや、できねばならない」
「永福門院や光厳院のように
生きることで初めて、
小手先の技術ではない、
真の京極派和歌の体現ができる」
と変化したのは、彼らのありように
心底感動、共鳴したから。
(京極派の精神について
そのように変化してゆく私の目に、
2020年の歌集『生殖の海』は
どうにも、洗練度合いが足りなく
見えました。
が、それが幼く見えてしまう自分に
なってしまったうえで、
それをそのままにしてはおけない。
そういうわけで、『生殖の海』には
毎年細かな、また大幅な
アップデートを掛けていました。
原型をとどめないほど変更した章も
ありますし、
まったく新しい歌を入れた章も、
タイトルを変更した章もあります。
我ながらよくここまで手を入れたな
と毎年振り返って思います。
「最初のフレッシュな『みだれ髪』の
ほうが良かった」
「後年の改訂版には勢いがない」
とさんざん言われながらも
推敲を繰り返した彼女の気持ちが、
及ばずながらわかる気がします。
他者に何を言われようと、
自分が「違う」と感じたものを
そのままにしておくことは、
自分に対して酷であり失礼なのです。
たとえその対象が
過去の我が身の分身も同然であり、
その推敲が
身を斬るに等しい行為であっても。
序章 にほふマルボロ
第一章 いまも言ふ
第二章 母として行く道
第三章 風のライヲングラス
第四章 明けぬ夜の闇
第五章 目を開けて
第六章 及ばぬ高きすがた
第七章 いのちひとつぶん
第八章 水底の死
第九章 母となること
第十章 我が暴れ川
終章 ひかりを添へて
いつも応援、
また金銭的なご支援も
本当にありがとうございます。
金銭面の懸念された引っ越しも
なんとか終え2年弱、
アパートの更新を10月に控え
金銭的な不安もありますが、
おかげさまで現状
無事生活できております。
見守ってくださるすべての方に
感謝しつつ、
貴重なお金を使ってご寄付、
誕生日祝いや引っ越し祝いを
下さいました方々、
お仕事やご寄付を
定期的に下さいます方に
特に厚く御礼申し上げます。
今後とも
それぞれの及ばぬ高き姿を
それぞれの役割とペースで
追ってゆきましょうね。
私は和歌において、
あなたはあなたの領分で。
梶間和歌にいっそう和歌仕事に
集中させるべく、引き続き
応援よろしくお願いいたします。
それでは、またね。
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生活費のご寄付を募っております。
体力の限界を感じ、アルバイトを
週2に抑えることにしました。
これで月に
だいたい4万円の収入になります。
繁忙期含めアルバイトを週2にしてほしいと伝え、快諾。
— 梶間和歌 (@WakaKajima) August 2, 2023
引っ越しをやめるかどうかはまだ判断できていないけれど、どちらにしても週5は和歌に集中する生活に切り替えます。
正直、生活は現在以上に苦しくなります。
現在以上にお仕事とご支援をお願いしたいです。https://t.co/hN0CKLjNMS https://t.co/92gyGMoJ3X
週5は和歌仕事に使う生活に
なりますが、
これで残りの生活費が賄えるか
の見通しは立っていません。
私の家賃だと、生活保護を受ける場合の基準の金額が月だいたい12万ぐらいらしいのだけど、
— 梶間和歌 (@WakaKajima) August 15, 2023
それならば週2で月4万弱のバイト代との差額8万円を毎月和歌で稼ごうとするほうが、気持ち的に素直にがんばれる気がするなあ。
月8万以上稼いだことももちろんあるし。
うーん。難しい。
あなたの応援が
私の健康と和歌仕事の質を
担保し、向上させます。
あくまでご無理のない範囲で、
ご支援のご検討をお願いしたく。
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