【オンライン】第12回『源氏物語』的心理学講座 ~私の決めたしあわせの形~【日程変更】 | わたる風よりにほふマルボロ

わたる風よりにほふマルボロ

美しい和歌に触れていただきたく。

【追記】

日程変更し、1月9日1月10日の開催と

させていただきます。

【追記ここまで】

 

 

『源氏物語』の一場面を題材に、
「引き寄せの法則」「鏡の法則」など
心理学やスピリチュアルの概念と

実生活への適用について
学び合い語り合う場を設けております。

田舎に引っ越しました関係で

オンライン講座を主としております。

どうぞご参加ください^^



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「私の決めたしあわせの形」

 (『源氏物語』「葵」「槿(朝顔)」巻など)

 

~不幸せを避けるというしあわせの選択~

 

キラキラキラキラ光源氏の関わった女性たちの

 不幸を聞き、彼に好意を持ちながらも

 その長年の求婚を断り続けた朝顔姫君。

 一見消極的な彼女の人生を

 別の切り口から観察し、
 しあわせを選択するということの

 本質について考えましょうキラキラキラキラ

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『源氏物語』

お好きなあなた、
ちょっと距離を感じているものの

知ってみたいあなたへ……。

『源氏物語』を使って

私たちの人生を考えてゆく講座です^^

 

:..。o○ ○o。..:**:..。o○ ○o。..:*

 

第10回講座第11回講座に引き続き。

 

しあわせ

 

というものについて今回も考えましょう。

しあわせの定義は人それぞれですが、

ひとつ言えるのは

 

しあわせに生きることを求めて

私たちは生きている

 

ということではないでしょうか。

 

 

何が叶えば、手に入れば、

しあわせになれる。

ついそういうふうに考えてしまいがちな

私たちですが、

本当に私たちの人生を苦しめるものは

 

私たち自身の内側の葛藤

 

なのだと思います。

 

 

傍から見て何かが足りないような人生でも、

本人がその人生に納得していれば

不幸でも何でもない、

そういうことはありますよね。

 

第6回第7回講座でも

藤壺宮や女三宮の生き方を見ながら

そうした事を考えてまいりました。

 

今回登場するのは

朝顔姫君、朝顔斎院と呼ばれる女性です。

 

 

顔は光源氏のいとこ。

父は宮様、母はその正妻という

血筋の正しい女性です。

 

高貴な女性への憧れの強い光源氏は

10代のころから彼女に求婚。ですが、

いろいろとタイミングが合わなかったり

光源氏に関わって不幸になることを

彼女自身が極端にためらったりし、

死ぬまで深い仲になることのない女性です。

(光源氏と関わった女は

 だいたい涙を飲んでいるので……)

 

のちに出家し、生涯独身を通しました。

 

 

同じ宮様の子でも、

妾腹で、孤児同然の紫上と異なり、

光源氏の正妻になり得る出自である朝顔。

自身光源氏に惹かれる想いがありながらも

「恥を掻きたくない」

「不幸になりたくない」

と求婚を断り続けた人生。

 

それだけ見ると、

勇気のない人生かもしれない。

掴めた可能性の高い女のしあわせを

自らドブに捨てた

しみったれた人生に見えるかもしれない。

傷つくかもしれないけれど、好きなのなら、

傷つくリスクも引き受けたうえで

そこに飛び込んだらいいじゃない……!!

 

と、つい私たちは思ってしまうのですが。

 

 

私は、

そこには彼女なりのしあわせがあったのでは

と思うのです。

彼女なりのしあわせ。彼女なりの納得感。

 

後悔も葛藤もあったかもしれないけれど。

「それでも、最悪を避けることはできた」

という納得感はあったかもしれない。

そうだとしたら、

その人生を不幸だ、せせこましい、

と決めつけることなど

他人にはできませんよね。

 

 

分の心もしあわせで

環境も目に見えて恵まれていれば

それはそれはわかりやすい

しあわせの形でしょう。

 

けれども、それだけがしあわせではない。

自分のなかに確かな納得感があれば、

環境がどうであれ、

それはひとつのしあわせ。

 

 

“最悪を避ける”という

消極的な選択をしていても、

朝顔はもしかすると

納得感を伴う穏やかでしあわせな人生を

生きていたのかもしれない。

 

もちろん、本人にしかわからないところを

決めつけることはできませんが。

“最悪を避ける”という選択を

(仕方なくではなく)自分の意志でおこなう、

ということを

朝顔という女性の生き方から考えてみると、

しあわせに生きたい私たちにとっては

おもしろいヒントが

得られるかもしれません。

 

 

問題、事件、人生の渦中にいる自分のことは

客観的に見づらくとも、

物語の登場人物の身に起こった事は

冷静に観察できるもの。

 

千年読み継がれてきた物語の

登場人物を題材に、

明日からのあなたの日常を

より軽やかに送るためのエッセンスを

楽しみながら摂取してまいりましょうキラッキラキラ

 

第12回は

オンライン講座のみを予定しております。

ネット環境が整えば

どこからでもご参加いただけます。

あなたのお申し込み、お待ちしておりますニコ

 

 

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第12回『源氏物語』的心理学講座

【オンライン】

「私の決めたしあわせの形

 (『源氏物語』「葵」「槿(朝顔)」巻など)

 

~不幸せを避けるというしあわせの選択~

 

キラキラキラキラ光源氏の関わった女性たちの

 不幸を聞き、彼に好意を持ちながらも

 その長年の求婚を断り続けた朝顔姫君。

 一見消極的な彼女の人生を

 別の切り口から観察し、
 しあわせを選択するということの

 本質について考えましょうキラキラキラキラ

 

日時:

♪1月9日(火) 19時~21時

♪1月10日(水) 19時~21時

 

使用アプリ:zoom

 (インターネットに接続できる

  パソコンなどのデバイスが必要です)

 

参加費:3,000円【事前振込】

 

対象:ご自分の人生を本気で生きている方

 または、人生に本気で向き合いたい方キラキラ

 ※お子様がいらっしゃるなど、

  騒がしい環境でお聞きの方も、

  イヤホンとミュート機能をご利用いただけば

  問題ありません。ご検討くださいねキラキラ

 

定員:各回10名

 

お申し込み

 リンク先よりお願いいたします

♪1月9日(火) 19時~21時

♪1月10日(水) 19時~21時

 

♪゜・*:.。. .。.:*・♪♪゜・*:.。. .。.:*・♪

 

梶間和歌プロフィール


1986年、島根県益田市生まれ。
「梶間和歌」の筆名で
歌人、詩人として活動。

学生時代は古典文学にほぼ触れることなく

社会に出る。

26歳の夏に古典和歌に魅せられ

学び始めるのと前後して、

『源氏物語』などの古典作品にも

触れるようになる。

『源氏物語』で好きな女君は

六条御息所、紫上、葵上、女三宮。

好きな男君は匂兵部卿宮で、

「宮様の愛人になりたいハート* 」が口癖。

女にだらしない男に泣かされてきた

恋愛経験から、

主人公光源氏には少々手厳しい。

心理学とスピリチュアリティの融合体系

「奇跡のコース」を

『源氏物語』や古典和歌の観点から理解する

独自性を活かし、

『源氏物語』から読み解く心理学講座を

開催中。

 

 

きらハート「セミナーを受けて、

  あぁこれ自作自演だったんだわ

  って気づきました(汗)

  その後、ウジウジすることが

  減った気がします」(年代ヒミツ、女性)

きらハート「ブログからは

  怖い印象を持っていましたが、

  実物はちゃんと現代人で、

  よく笑う女性でした」(年代ヒミツ、男性)

きらハート「受験のためとしか捉えていなかった

  古典文学からこんなに学べるなんて

  意外でした。身につまされます(20代、男性)

など、うれしいご感想を頂いておりますキラキラ

 

♪゜・*:.。. .。.:*・♪♪゜・*:.。. .。.:*・♪

 

キラキラ『源氏物語』的心理学講座

 スケジュール&テーマキラキラ

 

coming soon近日開催coming soon

new第12回【オンライン】

new1月9日(火) 19時~21時

new1月10日(水) 19時~21時

「私の決めたしあわせの形」

(『源氏物語』「葵」「槿(朝顔)」巻など)

~不幸せを避けるというしあわせの選択~

(光源氏の関わった女性たちの

 不幸の噂を聞き

 彼に好意を持ちながらも

 その長年の求婚を断り続けた

 槿(朝顔)斎院の人生から、

 しあわせを選択するということの

 本質について考える)

 

第13回:日時未定

「“無条件に尊い私”の強さ」

(『源氏物語』「末摘花」「蓬生」巻)

~生粋の皇族の誇り、真の強さと輝き~

(傍目には

 愛人に見捨てられた状況にありながら

 環境や状況に振り回されず

 宮家の誇りを貫いた末摘花の

 心を支えたものを検討し、

 環境や条件に左右されない

 私たちの本来のアイデンティティについて

 考える)

 

第14回:日時未定

「正しさの虚しさ」

(『源氏物語』「桐壺」「紅葉賀」「賢木」巻など)

~愛されるべき私、愛されない現実~

(愛や尊重の根拠を正しさ、正当性に求めた

 弘徽殿女御の人生を概観し、

 正しさという概念の約束する悲劇、

 対局の法則について考える)


new第15回:日時未定

「都合の好さと愛の狭間で」

(『源氏物語』「常夏」巻など)

~不出来な娘は愛せない? ~

(天皇に嫁がせようと探し出した庶子が

 貴族に似つかわしくない育ちだと

 わかった時の

 内大臣(かつての頭中将)の振る舞いを

 題材に、

 “都合の好さ”と“愛”や“奇跡”の

 根本的な違いについて考える)

 

 

こちらは過去の開催テーマ一覧です。

再演のリクエストがありましたら

お気軽にどうぞ☆.。.:*・

※時期により、オンラインのみの場合があります※

 

第1回:「生き霊物語の真実」

(『源氏物語』「葵」巻)
~それぞれの罪悪感、

 それぞれの生き霊物語~

 

第2回:「“愛されるべき私”の悲劇」

(『源氏物語』「桐壺」「夕顔」「葵」巻など)
~“かくあるべき自分”と不幸な人生

 

第3回:「息子を妻に近づけぬ訳」

(『源氏物語』「野分」巻)
~元密通者は息子を疑う~

 

第4回:「父はすべてを知っていた………

 としたら何? 」

(『源氏物語』「若菜下」巻)
~事実より問うべき罪悪感~

 

第5回:「誰も救わぬ美学」

(『源氏物語』「賢木」「若菜下」巻など)
~密通に過敏な密通者~

 

第6回:「肚をくくった罪びとの強さ」

(『源氏物語』「紅葉賀」「賢木」巻など)

~罪悪感を呑み込んで~

 

第7回:「人生で初めて示した意思」

(『源氏物語』「若菜上」「若菜下」「柏木」巻)

~もともと知っていた“私”という存在~

 

第8回:「ダメな私の現実化」
(『源氏物語』「若菜上」「若菜下」「柏木」巻)
~否定という肯定~

第9回:「正しい自分、理想のあなた

(『源氏物語』「若菜上」「若菜下」「柏木」巻)

~ポジティブシンキングと愛の混同~

 

第10回:「“愛されるべき私”の崩壊」

(『源氏物語』

 「若紫」「須磨」「朝顔」「若菜上」巻)

~“完璧な私”の頼りなさ~

 

第11回:

 「“愛されるべき私”に絶望した先に」

(『源氏物語』「若菜下」「御法」巻)

~不運なみなしごの掴んだ安らぎ~



イベントページ作成前の
お問い合わせ、お申し込みは
waka-kajima☆hotmail.co.jp 梶間和歌
まで。(☆を@に変えてくださいね)

お問い合わせ、お申し込み、
そしてあなたとお目に掛かれますことを
心よりお待ち申し上げております。