皆さんは、今何に力を注いでいますか。
私たちは、力を注いでいることに時間をかけていると思います。
仕事とか子育てとか家庭とか趣味とか。
昨年3月までお世話になった仕事先でも、皆一生懸命にやっていました。
皆さんもそうなのだと思います。
男女問わず、仕事にも子育てにも一生懸命。
ある男性職員は、勤務時間の1時間後まで働いて、
そのあと子供をお迎えに行き、そのあと子供のお世話をし、
寝かしつけたらまた出勤し、夜中の2時ごろまで仕事をしたら帰宅し、
朝6時には出勤し…、などという生活をしていました。
皆、多かれ少なかれそんな生活でした。
生きている人相手の仕事ですから頑張っていると思いますが、
忙しすぎます。
そういう私も、そういえばそんな生活を何十年もしてきました。
教育的なお知恵をいただいていた大学の先生は、
私の姿を見て「痛い」とおっしゃっていました。
その先生自身大変イクメンでした。
「無理をしている人はダメだ」とも。
人に痛く感じさせたことは、反省しています。
でも、あの時代は無駄だったのでしょうか。
いいえ、あの時があったから、
味のある子育てをさせていただいたし、
音楽教室もフリースクール時代も昨年度まで学校職員もやりがいを持って
仕事をすることができました。
子どもたちから 母の日に
皆さんに伝えたいことは、
皆さんの大切にしていることを守るために、
お子さんにどうなってほしいか、仕事を何のためにするのか目的を持って、
今やるべきことを精選していったらいいんじゃないかと思います。
もっとも伝えたいことは、
忙しすぎないでください。
疲弊しすぎてしまったら、目的に向かう力も湧いてきません。
以上60才を過ぎてからやっと家庭と仕事のバランスがとれた時間を
手に入れた私からお伝えしました。