本日の読書感想文



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清貧の思想

中野好次 著


あらすじ 


虚飾を捨て、安らかな心を重んじ、身の丈にあった生活を旨とする「清貧」の思想を説いたベストセラーです。


生活を極限にまで簡素化し、心のゆたかさを求めたわれらの先達。

その 西行・兼好・光悦・芭蕉・良寛など清貧に生きた人々の系譜をつぶさにたどり、今だからこそ、われらがいかに生きるべきかを改めて問い直す内容です。 

つまり、「無理に(自分からあえて行きすぎた)富を求めようとはせず、(自身の)行いが清らかで、それでも貧しい生活に安んじていること。」

要約すれば、

物や金を持って、そのむなしさを感じたときに生まれてくるのが「清貧の思想」だと思います。

生活を簡素化し、豊かな内面を生きた先人たちに学ぶことをのべています。


グッときたポイント 


「貧乏」とは、お金がなく貧しい暮らしをせざるを得ないことです。

 ところが、「清貧」は、お金があるにも関わらず「物質的に豊かな暮らし」をあえて求めないということ、この事をはき違えている現代の我々にも、通じるところです!

もしくはその理解を間違っている人がいることです。


こんな人におすすめ 


心が清らかで行ないが潔白であること。

余分を求めず、今は、仮に貧乏であったとしても、お心が安んじている方々には、特に読んでいただきたいです。


反面、濁富である方々、つまり、不正貪欲で富むのを求めること(= 不義の富貴)が、人としての徳をますます低くしてしまうことに気づきながら、その行いや考えを抜けられない方々におすすめします。


⭐️まとめ

いくら富めども、お金はあの世には、持って行けないことに気づいて、本来の神や御仏のわけ御霊(みたま)を持てるように、我々が、

人として生まれてこれたからには、

その濁富を追い求める自身の行動に気付き、

自身の波動を高めるための思想や考え方、行動に気付くべきであることを、示唆する(示した)内容を理解してくだされば、

何よりと、私見ながら、思う次第です🙇

ぜひ、御一読なさってください🙆