(2)2012年11月「国産こだわり海水塩の会」 壱岐編  | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

(2)2012年11月「国産こだわり海水塩の会」 壱岐編 

11月14日~16日の2泊3日で「国産こだわり海水塩の会」、長崎県の対馬、壱岐、佐賀県唐津の加唐島にある3か所の製塩所を見学するという旅に参加してきました。

今日は、壱岐をご紹介します。

対馬からジェットフォイルで壱岐へ。

ジェット


壱岐にある株式会社なかはらの「壱岐の塩」さんの製塩所を訪問しました。

壱岐の海です。

海


ポンプで100m先から海水をくみ上げているそうです。

ポンプ


くみ上げた海水を逆浸透膜装置で濃度を上げてから、さらに重油で、海水を蒸発させていきます。

濃縮


もくもくと蒸気が出ています。

そして、廃材を燃やして、釜を炊きます。なかはらさんは、土木系の会社なので、廃材がたくさん手に入るのです。

廃材


こちらが平釜に結晶している塩。

塩


こちらは、9月初旬の桜の葉を海水で煮詰めたものを混ぜて炊いた、桜塩だそうです。

桜塩


参加の皆さんが、廃材を炊いて海水を濃縮したあとに、重油で一気に釜炊きしたほうが効率がいいのではないかとおっしゃっていました。

おまけですが、壱岐は、麦焼酎の発祥の地だそうで、酒造も見学しました。

酒蔵


これは、発酵中の焼酎のもろみだそうです。

焼酎のもろみ


明日は、佐賀県の唐津・加唐島の製塩所訪問について、レポートします。