(1)2012年8月 輪島訪問記・輪島大祭(キリコ祭り)編
実は、8月23日~27日まで輪島に行ってきました。
8月22日~25日には、輪島の海士町、河井町、鳳至町、輪島崎町のお祭りがあり、まとめて「輪島大祭」と言われています。
製塩所の様子を見たりもしましたが、主に、この輪島大祭を楽しみ、能登の観光を楽しみ、「わじまの海塩」のふるさと・舳倉島にも行って海を楽しむという夏休みでした。
今日は、8月23日の海士町と河井町のお祭りをレポートします。
まずは、海士町のお祭りから。
海士町のお祭りは、舳倉島にも、輪島市内の海士町にもある、奥津比め神社という神社のお祭りです。
前日の8月22日にこの神社からお神輿が出て、御仮屋で一晩過ごし、8月23日に戻る、というもの。
輪島市にある砂浜・袖ヶ浜キャンプ場。

お神輿をかついで海に入るのが、漁師町のお祭りらしい風習です。
そして、顔に紅を塗り、赤や青の腰巻で女装した男性が、御神輿をかつぐという風習。

舳倉島にいる女神と輪島市内にいる男神がたいまつの明かりを頼りに年に1度会うというのがいわれだそうです。
海に入っていきます。

沖へ進もうとする神輿を、子供達が綱を引いて陸地へ戻そうとするやりとりがあり、そのやりとりが長ければ長いほど、その年は豊漁になるとされているそうです。

海に入っては、出て、入っては、出てを繰り返し・・・。
そして、また、御仮屋に向かってお神輿が運ばれていきました。

お神輿の上にあった、神様が宿っているという鳥の飾り物を外して、奥津比め神社のお宮に戻っていきました。

この後、夕食を食べ、その後、河井町のキリコ祭りと松明神事です。
河井町のお祭りは、重蔵神社のお祭りです。
神社の境内に、キリコが並びます。

キリコというのは、炎暑において厄払いや豊作豊漁に感謝して、お神輿にお供する縦型長方形の大きな御神燈のこと。

「灯りの山車」とも呼べる山車の一種で、人間がお神輿のように担ぎ上げて移動するものです。
キリコの役割は基本的に神輿に随行するもので、夜間に渡御される神様の足元を照らすための灯り、また、海の向こうから祭禮の日にやってくる神様を迎えるための灯り、竜燈としての役割があるということです。
町の中の「組」ごとに、いろいろな形、文字、形のキリコがあります。
21時を過ぎると、キリコはお神輿の前後を道案内するように、1台づつ、重蔵神社を出て、マリンタウンの広場へ練り歩いて行きます。
23時ごろには、全部、マリンタウンの広場に集まりました。

そして、松明神事。
高さ12メートルほどの松明(たいまつ)。松明の上に3本の竹が刺さっていて、その先には、神様のお祓いを受けた御幣がついていて、松明が倒れると若者たちが一斉に御幣の奪い合いをします。

下に火をつけ、下から上に火が登っていき、松明が倒れる間に、お神輿が3周走って、松明の回りを回ります。
松明が倒れ、人が集まって、御幣の奪い合い。

今年は、離れて見ていたので、あっという間に終わってしまいました。
明日は、能登の伝統的な揚げ浜式製塩法の塩田と、わじまの海塩の製塩所をレポートしますね。
8月22日~25日には、輪島の海士町、河井町、鳳至町、輪島崎町のお祭りがあり、まとめて「輪島大祭」と言われています。
製塩所の様子を見たりもしましたが、主に、この輪島大祭を楽しみ、能登の観光を楽しみ、「わじまの海塩」のふるさと・舳倉島にも行って海を楽しむという夏休みでした。
今日は、8月23日の海士町と河井町のお祭りをレポートします。
まずは、海士町のお祭りから。
海士町のお祭りは、舳倉島にも、輪島市内の海士町にもある、奥津比め神社という神社のお祭りです。
前日の8月22日にこの神社からお神輿が出て、御仮屋で一晩過ごし、8月23日に戻る、というもの。
輪島市にある砂浜・袖ヶ浜キャンプ場。

お神輿をかついで海に入るのが、漁師町のお祭りらしい風習です。
そして、顔に紅を塗り、赤や青の腰巻で女装した男性が、御神輿をかつぐという風習。

舳倉島にいる女神と輪島市内にいる男神がたいまつの明かりを頼りに年に1度会うというのがいわれだそうです。
海に入っていきます。

沖へ進もうとする神輿を、子供達が綱を引いて陸地へ戻そうとするやりとりがあり、そのやりとりが長ければ長いほど、その年は豊漁になるとされているそうです。

海に入っては、出て、入っては、出てを繰り返し・・・。
そして、また、御仮屋に向かってお神輿が運ばれていきました。

お神輿の上にあった、神様が宿っているという鳥の飾り物を外して、奥津比め神社のお宮に戻っていきました。

この後、夕食を食べ、その後、河井町のキリコ祭りと松明神事です。
河井町のお祭りは、重蔵神社のお祭りです。
神社の境内に、キリコが並びます。

キリコというのは、炎暑において厄払いや豊作豊漁に感謝して、お神輿にお供する縦型長方形の大きな御神燈のこと。

「灯りの山車」とも呼べる山車の一種で、人間がお神輿のように担ぎ上げて移動するものです。
キリコの役割は基本的に神輿に随行するもので、夜間に渡御される神様の足元を照らすための灯り、また、海の向こうから祭禮の日にやってくる神様を迎えるための灯り、竜燈としての役割があるということです。
町の中の「組」ごとに、いろいろな形、文字、形のキリコがあります。
21時を過ぎると、キリコはお神輿の前後を道案内するように、1台づつ、重蔵神社を出て、マリンタウンの広場へ練り歩いて行きます。
23時ごろには、全部、マリンタウンの広場に集まりました。

そして、松明神事。
高さ12メートルほどの松明(たいまつ)。松明の上に3本の竹が刺さっていて、その先には、神様のお祓いを受けた御幣がついていて、松明が倒れると若者たちが一斉に御幣の奪い合いをします。

下に火をつけ、下から上に火が登っていき、松明が倒れる間に、お神輿が3周走って、松明の回りを回ります。
松明が倒れ、人が集まって、御幣の奪い合い。

今年は、離れて見ていたので、あっという間に終わってしまいました。
明日は、能登の伝統的な揚げ浜式製塩法の塩田と、わじまの海塩の製塩所をレポートしますね。