『50歳を超えても30代に見える生き方』 南雲吉則先生の講演会
日にちが前後してしまいますが、7月19日(木)は、順天堂大学大学院 加齢制御医学講座主催の「ワンダフルエイジング研究会」に参加しました。
お話は、著書の「50歳を超えても30代に見える生き方」と題して。
現代人は、起床→朝食(糖質回路)→仕事→昼食(糖質回路)→仕事(タバコ、コーヒー)→夕食(糖質回路)→残業(タバコ、コーヒー)という悪循環。
このような生活が、血管、消化器官、気管に対して、炎症を起こし、潰瘍を起こすことになり、この潰瘍を直そうとカサブタができるのが、すなわち、動脈硬化だということ。
内臓脂肪は、燃えるときに煤をだし、それがアディポサイトカイン(攻撃因子)。
これは、満腹のとき、外敵がいないと、血管の内皮を傷つけるのだそうです。
でも、空腹のときには、血管を修復する長寿ホルモンとして働くのだそうです。
お腹がぐ~と鳴っているときには、長寿ホルモンが働いている、ということなのだそうですよ。
このようなことから、南雲先生は、日中と夜間の2分割で1日を過ごし、食事は、寝るまえの夕食だけの1日1食のみの生活で、長寿ホルモンを働かせて、56歳にして、30代の外見をキープされているそうです。
詳しくは、南雲先生の著書「50歳を超えても30代に見える生き方」(講談社)をお読みくださいね。
講演の後は、懇親会でした。
南雲先生は、著書に「健康にいい塩などない」と書かれている方なので、塩によって違うということをお伝えしたいと6月22日のこのブログでも書いていたのですが、その夢、かないました。
「わじまの海塩」をお渡しして、塩によって、乳酸菌の育成量に違いが出て、タンパク質が酵素分解されることによって生まれるアミノ酸の量にも違いが出るという比較実験結果の資料をお見せしました。
「いい塩はいいってこと、わかっていますよ」とおっしゃっていました。
お一人づつ丁寧に対応してくださる南雲先生、記念写真にも応じてくださいました。
そして、中経出版から『いくつになっても30代の美しさを保つ習慣』という本を出された白河三來さんと、同じ中経出版から『20歳若く見えるために私が実践している100の習慣』という本を出されている南雲吉則先生という50代なのに30代に見えるお二人と、白澤卓二先生とわたくしの記念の1枚です。

前回3月15日の「ワンダフルエイジング研究会」では、順天堂大学大学院 加齢制御医学講座のダニエラ志賀さんと出会いましたが、今回の会でも、また新たな出会いがありました。
後日談として、報告できますように、と思います。