辰巳芳子先生の「いのちのスープ」のドキュメンタリー映画「天のしずく」試写会
料理研究家の辰巳芳子先生。辰巳芳子先生の「いのちのスープ」のドキュメンタリー映画「天のしずく」。
2011年秋から製作がはじまり、このたび、完成。2012年11月3日(土)東京都写真美術館ホールにてロードショー、その後、全国で劇場公開ということだそうです。
弊社は、映画製作の協賛をさせていただいたのですが、劇場公開に先立ち、試写会のご案内をもらい、昨日、7月5日、1週間前に完成したばかりという映画の試写会に行ってきました。
辰巳芳子先生の庭の四季。志を持って作物を作る全国の生産者さんの姿。
玄米を炒る、胡麻を摺る、野菜を切るなど、丁寧にスープを作る手仕事。
脳梗塞で嚥下障害のお父様を支えるため、料理研究家の母・辰巳浜子さんと作ったスープの思い出。
先生のご自宅でのスープ教室の様子。被災地の仮設保育園でスープを飲む園児たちの表情。
緩和ケアの病院でスープを飲む患者さんやご家族の様子。
親友の最期をスープで支えたハンンセン病療養所で暮す方と辰巳先生との出会い。
看護士の卵にケアの心を教える医師。全国の土を集めたアートを作る芸術家と辰巳先生との会話。
などなど。
丁寧に映し出された画面や音楽、ナレーションから、ドキュメンタリーとして、エピソードを重ね合わせて、辰巳芳子先生の生き様や、スープがいのちと愛を表現するものだということが伝わってくる内容でした。
映画の後には、監督・河邑 厚徳氏と、辰巳芳子先生、ナレーションをした女優・草笛光子さんのトークショーがありました。
辰巳芳子先生は、現在87歳、12月で88歳になられるということです。
会のあとには、辰巳先生が出口でお見送りくださり、記念撮影。
映画にも出演されているお若い助手さんに「わじまの海塩」を見せてご挨拶をしたら、「使ってます」ということでした!!
原発の問題、食の安心・安全の問題など不安な要素がいっぱいある日本ですが、食は愛なんだなあと思わせられる映画です。
たくさんの方に見ていただきたいと思いました。
「天のしずく 辰巳芳子"いのちのスープ"」
劇場公開:2012年11月3日 東京都写真美術館ホールにて、全国順次公開予定
公式HP: http://tennoshizuku.com/index.html
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URL:http://tennoshizuku.com/