塩の適量はからだに聞こう by 『じつは体に悪い19の食習慣』(著・南清貴)
この本の中の塩についての章「塩分のとりすぎに気をつけている」をご紹介しています。
昨日までの記事はこちら。
⇒ 精製塩と自然塩は似て非なるもの
⇒ 精製塩と自然塩は似て非なるもの
今日は第4回。引用して、ご紹介します。
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・塩の適量はからだに聞こう
塩の話をすると、どのくらいとったらいいですか?という質問を受けます。
2010年4月に改定された「日本人の食事摂取基準」では、成人男子の1日あたりの摂取量は9グラム未満(大さじ約2分の1未満)と決められていますが、私は数字ではなく、塩辛いと思うまでとってください、と答えるようにしています。
人によって、塩に対する感受性は違いますから、自分自身の感覚で判断するのが確かです。
ただし、私がこの本で紹介している理想の食事からほど遠い食生活を送っている人が、いきなり自分の感覚に従って塩をとると塩分過多になってしまいますから、気をつけてください。
自分の判断に自信がない人は、まずは食生活をあらためて、体を正常に整えることが先決問題です。
我が家では漬けものをたくさんつくりますが、同じように漬けたぬか漬けでも、日によってそのままでおいしいと感じることもあれば、醤油を少しかけたくなるときもあります。
体が塩を欲しがっているからでしょう。そういうときは、がまんしないで醤油をかけて食べます。
体が塩を欲しがっているからでしょう。そういうときは、がまんしないで醤油をかけて食べます。
青葉のオリーブオイルソテーをつくるときでも、いつもの塩の量ではちょっと足りないと思って塩を足すときがあります。
こうやって、自分の体に聞きながら、塩の量を決めています。
塩加減が自分の求めている味とピッタリ合ったとき、本当においしいと感じます。
「うまいまずいも塩加減」とか、「いい塩梅」などと言いますが、塩味が料理のおいしさを決定づける重要な要素になっているということを感じます。
「うまいまずいも塩加減」とか、「いい塩梅」などと言いますが、塩味が料理のおいしさを決定づける重要な要素になっているということを感じます。
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お吸物など、人がおいしいと感じる塩分濃度は、だいたい1%前後と言われています。そんなにしょっぱい塩味ではないんですよ。
暑い日、スポーツの後、風邪の後など、天気や体調によっても変わってきますが、炒め物やスープなどは、味見をしながら塩を足していくといいですね。
1日何グラムという制限は、精製塩を基準としたもの。
「わじまの海塩」なら、化合物として体内に蓄積されずに排出されるので、1日何グラムという制限をそれほど気になさらなくて大丈夫です。
暑い日、スポーツの後、風邪の後など、天気や体調によっても変わってきますが、炒め物やスープなどは、味見をしながら塩を足していくといいですね。
1日何グラムという制限は、精製塩を基準としたもの。
「わじまの海塩」なら、化合物として体内に蓄積されずに排出されるので、1日何グラムという制限をそれほど気になさらなくて大丈夫です。
