品川宿「立会川吉田家」で年初め蕎麦とうどん
旧東海道沿いにある、安政3年(1856年)創業の老舗の蕎麦処「立会川 吉田家」さん。
古い版画で、「東海道 大井濱川海岸 吉田屋之図」という絵が残っているようです。
(立会川吉田家さんのホームページよりお借りしました)
目の前がすぐ海だったんですね。
嘉永六年(1853)のペリーの黒船の来航に対して、幕府が砲台を築いたということですが、土佐藩の下屋敷があったこの品川宿立会川の海辺にも、大砲8門を備える砲台が築かれたそうです。
そのときに、若き日の坂本龍馬がそこで警備についていたのだそうですよ。
今は、海は埋め立てられ、運河として残っています。
小上がりの和室には、お正月のしつらいです。
大みそかに家で年越しそばを食べながら、東海道を走る箱根駅伝を見ながら、ここのお蕎麦が食べたいと思っていたのです。
箱根駅伝は、お店の前の旧東海道沿いではなく、近くを平行に走っている第一京浜を走りますが、界隈はにぎわっていたそうです。
さて、お蕎麦の前に、板わさ。
コースのお料理では、ネギに鴨肉を巻いて塩を振って焼いているということでしたが、
それもおいしいですと、若主人さんがおっしゃっていました。
そして、お蕎麦。
お蕎麦もうどんも捨てがたいのです。うどんは、塩気があるわけではなく、むしろ甘いような、味わいのある、なんともいえない美味しさです。
メニューにうどんすきがあることを発見したので、今度はぜひ、うどんすきを食べたい!と思うのでした。
「立会川 吉田家」のプロフィール:
住所:東京都品川区東大井2-15-13
電話 :03-3763-5903
営業時間:11:00~21:00
※平日の15:00~17:00は休憩時間
定休日:火曜 ※祭日の場合は営業
駐車場:12台





