体内で代謝されない化合物
『飲んではいけない飲みもの 飲んでもいい飲みもの』(渡辺雄二著、だいわ文庫、2011年3月発行)
この本の中に、ノンカロリー飲料で使われるアセルスファムK(カリウム)、またはスクラロースという人工甘味料について、次のように書かれていました。
この本の中に、ノンカロリー飲料で使われるアセルスファムK(カリウム)、またはスクラロースという人工甘味料について、次のように書かれていました。
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実はどちらも自然界にはまったく存在しない人工的な化学合成物質で、人間が摂取しても、消化酵素によって分解されません。
そのため、腸から吸収され、肝臓を経由して体中をグルグルめぐりますが、糖分とは違ってエネルギーとはならず、腎臓に達します。
つまり、体内で代謝されず、いわば「異物」となって全身をめぐり続けます。
つまり、体内で代謝されず、いわば「異物」となって全身をめぐり続けます。
砂糖や麦芽糖などの糖分は、消化酵素によって分解されて腸から吸収され、全身にめぐり、筋肉や各臓器で細胞のエネルギー源となります。
ぶどう糖は、脳の唯一のエネルギー源です。そういう重要な栄養素だからこそ、「甘くておいしい」と感じるのです。
ところが、アセルファムKやスクラロースは、舌の味覚神経を刺激するだけで、エネルギー源とはならないのです。
そもそも、私たちの体は、こうした自然界に存在しない化学合成物質をうまく処理できません。そのため、害をもたらすケースが多いのです。
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これは人工甘味料の話ですが、食品の人工調味料、人工添加物、人工着色料などにも同じことがいえるでしょう。
人工的に化学的に合成され、体内で分解されない物質は、体内では異物として肝臓や腎臓に害を与えます。
インスタントラーメン、レトルト食品、混ぜて炒めるだけの加工食品などばかり食べていると、
そのうち、肝臓障害、腎臓障害になるのは、目に見えていますね。
著者・渡辺雄二さんは、「食べてはいけない添加物 たべてもいい添加物」の中で、天然由来のものであっても、食経験のない植物や海藻、細菌などから抽出した物質が多く、抽出する際に使っている溶剤は化学製品であることが多いので、安全とは言い切れないとおっしゃっています。
代謝というのは、とても大事なこと。いいと思っているサプリメントでも、体内で代謝されなければ害になるだけですね。
体温と同じ40℃未満で結晶させていて、塩素(Cl)とナトリウム(Na)の化合が緩く、イオンの状態にもどりやすい塩「わじまの海塩」であれば安心です。
新鮮な野菜、魚、肉、そして、食物に含まれる酵素や体内の酵素を活性化させるミネラルとしての役目を果たす塩。
なおかつ、野菜や肉が分解されて生じる甘みやアミノ酸のうま味で、シンプルに塩だけで美味しくなるんですから、簡単でヘルシー。
安心してお使いいただけます。
