この1年、休肝日なしの弊社顧問の健康診断結果
弊社の顧問は、昭和電工勤務時代、脱水シート「ピチット」の企画開発をして、「ミスターピチット」と呼ばれていた方。
今、ピチットは、家庭向けのテレビCMなどをやらなくなってしまい、知名度がいま一つなのですが、今でも、料理店に行って、「ピチット、ご存じですか?」というと、90%の確率で「はい。うちでも使っています」という回答が返ってきます。プロが使う業務用のシートということで定着しています。
この「ミスターピチット」、会社に入って最初の頃は、まだ工場では労働争議のストまっさかりのころの労務担当。
次は、オイルショック時代の石油購買担当。
そして、企画時代に、これからは海外の安い製品に負けない付加価値のある素材が重要と、ハードディスク、LED、メガネフレーム樹脂などの事業化をし、その一つに脱水シートの可能性を感じ取り、その後、ピチット事業部長に就任。
大手素材産業の会社で、一般家庭や産地で使われる消費材を扱うという新しい事業を興し、やり遂げた方です。
退職後、ピチットで干物を作っていた能登で、塩士・中道肇と低温結晶の塩と出会い、輪島の塩のプロモーションを始めました。
縁あって、私は5年半前に知り合い、2年半前に、私がその塩事業を引き継ぐような形で、創業したわけですが、弊社の顧問をお願いし、いろいろ指導を賜っています。
その「ミスターピチット」氏も、本日で70歳、古稀になりました。(おめでとうございます)
運転免許の更新をし忘れていたということから、昼からアルコールが飲めるようになり、それが幸せ、と言って、この1年は、昼にビール、ワイン、夜にもビール、焼酎、休肝日なしの生活。
「飲みすぎです」と心配になるほどでした。行く店は、たいがい「わじまの海塩」使用店さん。
そして、11月の頭に、健康診断を受けました。
その結果・・・。
個人情報ですが、ご本人から許可をもらいましたので、公開します。
まず、腫瘍マーカー。ガンの早期発見のための血液検査です。高校・大学時代のご友人達が皆さんガンになっていくなか・・・。
どれも基準値内。問題なしでした。ほっ。
そして、気になる肝臓や脂肪や尿酸は・・・。左側が去年、右側が今年なのですが。
こちらも、まったく問題なし。肝臓の値、GOT、GPT、γ-GTP全部、低い数値。血統も、尿酸も大丈夫です。
善玉コレステロールが増えたぐらいの変化でした。
ほんとに、休肝日なしの生活だったんですよ。
でも、秘訣があるんです。
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主婦の友社発行「症状別・病気別 これは効く!ビタミン・ミネラル事典」に書いてある
「アルコール、カフェインは、体内のマグネシウムを減らす。ストレスも体内のマグネシウムを奪う」
という記述を読み、そして、
現代書林発行「マグネシウム健康読本」に書いてある
「マグネシウムはアルコール分解にかかわる酵素の作用を助けるとともに、アルコール代謝の働きをスムーズにします。」
という記述を読み、
「ならば、マグネシウムを補えばいいのだ」と、
塩を作ったあとに残るマグネシウムが主成分の「にがり」や、塩に結晶する手前で止めた「わじまの水塩」を、アルコールに入れて飲んだり、水に入れて飲んだり、料理にかけたりしながら、召し上がっていたんです。
まさに人体実験。
そんなに塩を摂って、大丈夫かとお思いになるでしょうが、もちろん、血圧も問題ないです。
血圧、上が120、下が78。
塩がなぜ悪者にされるのか、「わじまの海塩」はなぜ大丈夫なのか、それは、低温製法で、ミネラルがイオンの状態であることが大きいのではないか、と話していらっしゃいます。
そうそう、それから、もう一つ、気をつけていらっしゃるのは、歯の種類に沿った食べ方。
穀類をすりつぶす臼歯は20本、野菜や木の実を食べる葉歯は8本、肉を引きちぎる犬歯は4本。人類はそのバランスで食べるようにできている、ということで、肉はあまり召し上がりません。
オイルショック時代の石油購買担当の後には、ストレスで体を壊したそうですが、そのときはプルーンや青汁を摂ったそうです。
その経験から、「にがり」がこれまでで一番、代謝にいいようだ、とおっしゃっています。
あくまでも個人の体験、個人の感想ですが、私も、今後、より自信を持って、「マグネシウムはタンパク質やアルコールを分解する酵素を活性化させます」と言えますね。
顧問には、まだまだ長生きしていただき、現役で手伝っていただいて、末永く、見守っていていただきたいと思っています。

