ランチイベントを終えて | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

ランチイベントを終えて

ちょっとしつこいようですが、二子玉川ライズ「東急フードショー」「Ocatte」での能登半島ランチイベントを終えての雑感です。

私は大学時代に、コーヒーショップでアルバイトをしたことがありますが、そのときはフロアの担当で、厨房に入った経験はなく、今回のイベントで、調理してランチをご提供するというのは、初めての経験でした。

いつもは、飲食店のみなさまのところに伺って、おいしいお料理をいただく立場でしたが、今回は、ご提供する立場。

カウンターのイートインコーナーで食べようというお客様をあまりお待たせすることはできませんから、お座りになったらすぐにお食事をお出しできるよう、仕込みと段取りが勝負。

約40食分のだしをひく、イカを切って飾り切りにする、チリソースを仕込む、牛肉を仕込む、それを人数分に切り分けておく、という仕込み作業が、営業している時間と同等あるいはそれ以上にかかりました。

飲食店さんのご苦労が身に染みました。

カウンター6席で毎日30~35食ぐらいを出していたので、11時半から14時半ごろの3時間で5,6回転するということだから、洗い場も大変。

調理、接客、洗い場の3人体制でした。

今回は、ボランティアベースで手伝ってくださった方がほとんどだったのと、わじまの海塩や水塩の販売促進ということで、採算は度外視ということでなんとかなりましたが、営利目的べースで飲食店を営業するというのは、ほんとに大変なことだなと思いました。

食材も調味料も1円でも安いものを使いたい、ロスがないようにしたいという気持ち、よく理解できました。

そんな実感を通して、1キロ100円の塩もあるのに、「わじまの海塩」を使ってくださっている飲食店様には、あらためて、ありがたいことだなあと思いました。

原価という意味では、今回は、カニやイカやワカメは輪島の漁師さんから仕入れたものだったので、比較的安価で手に入りましたが、むしろ、できるだけ新鮮で状態がよいようにと、二子玉川のスーパーで買ったレタスや大葉などの野菜の方が毎日値段が変動し、高くついてしまいました。

でも、レタスや大葉でお客様に感動してもらうのは難しいですが、お塩では、お客様の反応がすぐ出ますね。

カウンターだったので、お吸い物を飲んで「あ~おいしい」と声が出るお客様の様子を感じることができたので、なおさら反応がわかりました。

お吸い物と、牛肉のたたきの付け塩に使いましたが、お塩お塩といっても、今回使った食材で一番消費量が少なかったのが「わじまの海塩」だったようなもので、その意味では、「わじまの海塩」は、安上がりに、効果が出やすいものだなあとも思いました。

今回のランチイベント、私なりに、いい経験になりました。

そして・・・、飲食店さんでは、全部の塩を入れ替えると大変かもしれませんが、つけ塩に使う、お吸い物に使う、浅漬けに使う、おむすびに使う、など1点使いでもいいので「わじまの海塩」おすすめします。

おいしさアップで、またあそこで食べたいというリピーターさんが増えること、うけ合いです!