旧東海道沿い「立会川 吉田家」で鮎の塩焼きと夏蕎麦 | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

旧東海道沿い「立会川 吉田家」で鮎の塩焼きと夏蕎麦

このブログで二度目の登場です。旧東海道沿いにある、安政3年(1856年)創業の老舗の蕎麦処「立会川 吉田家」。

輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-立会川吉田家

鎌倉女子大学名誉教授の成瀬宇平先生とご一緒に。今回は、お庭の池が見える個室でした。池には、主のような大きな鯉がいます。

輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-庭

お料理。夏ふぐのからあげ。「わじまの海塩」で。

輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-ふぐ

鮎の塩焼き。四国の鮎だそうです。

輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-鮎の塩焼き

鮎に「わじまの海塩」というのは、贅沢!おいしい!

魚の振り塩にするのに、「わじまの海塩」だと粒が大きいので、すり鉢ですっているということでした。

天せいろ。

輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-そば

十割の蕎麦で、細めなのに、モチモチしています。茹で時間は、15秒ということ。

そば粉は、赤城山の麓(群馬県)で採れた夏そばを使っているそうです。土が軽石質なんだそうです。

そして、畑が段々になっているので、麓の方から山の上の方へ、時期をずらして収穫できるので、新鮮なものを使えるのがよい、ということでした。

堆肥も、いろいろ工夫しているそうです。広い畑の中でも、上に高圧線がある場所では、どう工夫しても、おいしい蕎麦ができないということでした。面白いですね。何か関係しているんでしょうかね。

こちらは、こねるときに「わじまの海塩」を使っているという、うどん。

輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-うどん

こちらも、ツヤツヤしていて、もっちりしていて、コシがあります。

特別に厨房を見せていただきました。こちらは、お蕎麦のつゆの元「かえし」を保管している場所。

輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-厨房2

地下に穴があいていて、そこに「かえし」を保存しているので、温度が低く一定になっているのだそうです。

輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-かえし

珍しいものを見せていただきました。

最後に記念撮影。

輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-記念撮影

真ん中がご主人、右側がご主人の奥様、そして、お二人の娘さんのだんなさまというのが七代目を名乗っている川田亮二さんです。

もう1枚。

輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-記念撮影2

首に青いのを巻いているのが、料理長さんです。近くの東京湾によく釣りに行っているということでしたよ。品川というのは海なんですよね~。

成瀬宇平先生からは、著書「47都道府県魚食文化百科」(丸善出版)をいただきました。

輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-47都道府県魚食文化百科

おいしいお料理と暖かいおもてなしで、楽しいひとときでした。

「立会川 吉田家」のプロフィール:

住所:東京都品川区東大井2-15-13
電話 :03-3763-5903
営業時間:11:00~21:00
       ※平日の15:00~17:00は休憩時間
定休日:火曜 ※祭日の場合は営業
駐車場:12台
URL:http://www.tachiaigawa-yoshidaya.com/