映画「369のメトシエラ」を見に行きました | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

映画「369のメトシエラ」を見に行きました

最近、映画をご覧になっていますか?若い方は、洋画より邦画を見るというのが最近の傾向だそうですね。


私のブログで初の映画の話題ですが・・・渋谷のユーロスペースに「369のメトシエラ」を見に行きました。


雑誌「ぴあ」調査による1月29日公開の映画の満足度ランキングの第1位の作品です。


去年の9月にお亡くなりになった「わじまの海塩」のパッケージの文字を書いてくださった俳優座の矢野宣さんが、1シーンですが、セリフつきで出演なさっています。


そして、主演が矢野宣さんの奥様の阿部百合子さんなのです。女優歴50年以上の阿部百合子さんですが、舞台が多かったので、映画の主演は始めてだそうです。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-369のメトシエラ
自称400歳という老婆役。20代の男性と結婚するという変わったお話なのですが、この老婆が不気味に見えたり、菩薩のように見えたり、かわいく見えたり・・・、見事な演技力でした。


都会で暮らす人々の失われた絆の再生がテーマというこの映画。


読売新聞のサイト によると、

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「369のメトシエラ」は、人と関わりを持たずに生活していた主人公が隣室の老女と出会うことで、変わっていく姿を描いた人間ドラマ。


“メトシエラ”とは旧約聖書に登場する最も長寿であった人物。キリスト教やユダヤ教文化で、長命な者のたとえに使われる。

観客からは


「現代人の孤独を汚い、寂しい、怖いものではなく、キレイに映像化していて胸がジーンとなった」

「日常の中に隠されているファンタジーを観ることができた」

「ひとりひとりのたとえようのない孤独を紡いでいくような作品」

「目を背けがちになる社会の問題点を描いていて、敢えて向き合って考えるべきだと思った」


などの声が上がり、10代から70代までの幅広い世代から支持された。

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と書かれていました。


涙、涙のストーリーでした。東京では2月11日まで、大坂では2月11日~3月11日までです。


映画「369のメトシエラ」のプロフィール:


監督:小林克人・小林健二兄弟
配給:株式会社JungleWalk
出演:阿部百合子、大垣 知哉、日和佑貴、別府あゆみ、中野誠也、矢野宣、他
URL:http://www.junglewalk.co.jp/369/


●東京
上映期間:2011年1月29日(土)~2月11日(金)
上映時間:10:00/12:15/14:30/16:45/19:00→20:45 (19:00の回は予告編なし。本編からの上映)
場所:渋谷ユーロスペース
所在地:東京都渋谷区円山町1-5 Q-AX ビル3 階
電話番号:03-3461-0211
アクセス:渋谷東急本店横「Bunkamura」近く


●大坂
上映期間: 2011年2月12日(土)~3月11日(金)
場所: シネヌーヴォ大阪・九条
所在地: 大阪市西区九条1-20-24
電話番号: 06-6582-1416
アクセス: 地下鉄中央線「九条駅」6番出口徒歩3分