おいしい米コンクール日本一「龍の瞳」の今井隆さんとお会いしました
お米の品種で、「コシヒカリ」や「ササニシキ」などは有名ですが、「いのちの壱」あるいは「龍の瞳」という品種をご存知ですか?
このお米、下呂温泉のある岐阜県の下呂市の水田で、コシヒカリの中から、ひときわ背の高い変異株2株が発見され、新品種として認めれたもの。
この品種を育ている契約農家さんのお米が、「米・食味鑑定コンクール」で06年から09年まで4年連続して金賞受賞。
さらに07年、08年、10年と、山形県庄内町で開かれた「あなたが選ぶ日本一おいしい米コンクール」で日本一に。
10年には、この龍の瞳(品種名・いのちの壱)が438点の中で上位30位に4点が入り、最優秀賞と優秀賞2点を独占という快挙。
2010年11月には、NHK「産地直!たべもの一直線」で紹介されたり、今、話題のお米だそうです。
先日このブログでご紹介した「ガンは自宅で治す!」の著者・ムラキテルミ さんのお気に入りのお米だそうです。
この突然変異の株を発見して、神様からの贈り物だと育て、会社を作ってしまったのが「合弁会社龍の瞳」の今井隆さん。
1月27日の朝、ムラキさんから、今日、東京の吉祥寺に今井隆さんがいらっしゃっているという紹介を受け、今井さんに連絡をとったところ、吉祥寺の紀ノ国屋で、岐阜県の食材フェアをやっているということでしたので、行ってみました。
この龍のマークの包みが「龍の瞳」です。こちらは1kg入り。
そして、今井さん、炊飯器で炊いたお米で、小さなおむすび作って試食を出していたのですが、テーブルに岩塩が置いてあったので、「日本一のお米に、どうして海外の岩塩なの~」と思い、ご挨拶もそこそこに、いきなり、「これで召し上がってみてください」と「わじまの海塩」を・・・。
ずうずうしいこと、この上ないですね。
その後、電車でお帰りになるということで、駅までご一緒して、お茶を飲みながらお話をさせていただきました。
展示会などで使っている「わじまの海塩」のおむすびチラシ は、岐阜県の飛騨高山ご出身の「龍雲庵」店主の後藤紘一良先生に握っていただいたおむすびなので、それをお見せすると、「後藤先生、もちろん、知っています」ということで、一気に親近感。
今井さんからは、この「龍の瞳」というお米や、飛騨高山・下呂温泉地方の山菜や野菜を使った特産品開発の実験やご計画などについて伺いました。
飛騨高山といえば、一昨日のブログで紹介したように、能登の塩が珍重されていた地方 ですね。
私は、起業の理由などをお話しして、さらに・・・
「フランスでミシュランの星を取っている店は、パリではなく郊外が多いんです。それは地産地消で、その土地土地で採れる新鮮な野菜や魚を使っているからです。
でも、塩だけは地産地消ではありません。どの店も、『ゲランドの塩』を使っています。
『わじまの海塩』は、ナトリウムとマグネシウムのバランスが『ゲランドの塩』とほぼ同じで、それは身体の血液のミネラルバランスなんです。
さらに、『わじまの海塩』は、カルシウムとマグネシウムの比率が、北海道や沖縄の長寿村の湧き水と同じ2対1です。ある意味、『ゲランドの塩』を超えています。
『わじまの海塩』に切り替えた店は、1年でミシュラン取りました。ミシュランガイドに「塩だけでうま味を引き出す」と書かれています。
特産品開発では、塩だけは地産地消ではいけません。世界一の塩を使ってください。」
・・・と説明いたしました。
試食用のごはん、少し残っていたのをいただいてきました。米粒が通常より1.5杯ぐらい大きいです。確かに甘いです。
「わじまの海塩」をかけてみたり、「わじまの水塩」をスプレーしてみたりして、いただきました。お米のおいしさ、引き立ちます。
シンプルに、「龍の瞳」と「わじまの海塩」のギフトセット、作らせていただこうかしらん。
また、何か、後日談につながるような出会いとご縁でした。ありがたいことです。
ちなみに・・・、スーパー「紀ノ国屋」では、全店で「わじまの海塩」販売されています。
「紀ノ国屋 吉祥寺店」では、通常の塩の棚よりもレジに近い目立つところに置かれています。
ちょっと特別扱い?「わじまの海塩」の下の段にあるのは、「ゲランドの塩」の小箱入りです。お客様もお店も、理屈抜きで、わかっていらっしゃるんでしょうね。
「龍の瞳」のホームページ: http://www.ryunohitomi.jp/