「あなたが作った病気なんですから、あなたが治すんですよ」by石原結實先生 | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

「あなたが作った病気なんですから、あなたが治すんですよ」by石原結實先生

ムラキテルミさんの「ガンは自宅で治す!」の内容をもう少しご紹介します。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-ガンは自宅で治す


石原結實先生によると、万病の原因は「血液の汚れ」。そしてその原因を絞り込むと「食べ過ぎ」と「冷え」。


血液の中を自由に泳ぎ回り、老廃物やバイ菌、ガン細胞など異物を食べて綺麗にしてくれる白血球。その白血球の能力こそが健康を保つために一番大事な「免疫力」。


でも、お腹いっぱい食べて血中の栄養状態がよくなると、白血球も満腹になって、バイ菌が侵入しても、ガン細胞が発生しても、十分に食べてくれなくなる、ということ。


食物の摂り過ぎにストップをかけると、栄養不足で空腹になった白血球が、バイ菌やガン細胞を食べてくれるようになるということなんです。


また、冷えて体温が下がると、代謝が悪くなり、血中の糖や脂肪、老廃物などが十分に燃焼されずに溜めこまれていき、身体の中の冷たい箇所は血流が滞り、大切な酸素や白血球や栄養素が行き届かなくなります。


そして、体温が1℃低下すると、代謝が約12%、免疫力は30%以上低下し、体温が1℃上がると、免疫力は5~6倍に高まるそうです。さらに、ガン細胞は、35.0℃で一番増殖し、39.3℃で死滅するということです。


だから、食欲不振と発熱というのは、病気を治す身体の働き。こういうときに、無理やり食べたり、解熱剤で熱を下げたりしてはいけないんですよね。


著者のムラキテルミさんは、肝臓がんになる前に、鎮痛剤、睡眠導入剤、抗鬱剤など1日16錠を2年半飲んでいたそうです。


鎮痛剤で痛み・熱を抑えて身体を冷やし、冷えから欝の症状が現れ、抗鬱剤を飲むことで眠れなくなり、睡眠導入剤を使ってさらに身体が冷え、一層深い欝状態になる・・という薬のデフレスパイラル。


薬の力で症状が消えたように感じても、その副作用でまた次の薬を飲むという状況だったそうです。


ムラキさんが石原結實先生に出会ったのは、肝臓ガンで余命3ヶ月と言われてから2ヶ月がたったとき。


「治していただきたいんです。よろしくお願いします」と頭を下げるムラキさんに、石原先生は「あなたが作った病気なんですから、あなたが治すんですよ」とおっしゃったそうです。


朝はニンジン・リンゴジュース、昼もジュースかお蕎麦、夜は普通食という食生活で、レッグウォーマーとホカロンで身体を温めるという石原メソッドに取り組んで、2週間目。体中のありとあらゆるところに、すさまじい排毒の効果が現れ始めたそうです。


食事療法でガンを治すというと、なんだか楽そうな平穏な感じがしますが、実際は、自分の身体との壮絶な戦いです。


血液の汚れを排出するということが具体的にどういうことなのか、体験記として書かれていましたので、次回、その内容をご紹介しますね。