翌日つらくならない良いお酒の理由は?…下北沢「高むら」より
下北沢「高むら」さんのブログで、初心者向け日本酒講座が連載されています。
日本酒の種類にある「山廃」って何?とかわかりやすく説明されています。
その日本酒講座の一こまに、「酒は百薬の長!?ってホント!?それはねっ!!「塩」が大切なんだよ!!」
というタイトルの記事がでています。3回シリーズになっています。
わかりやすく面白い内容で、とても興味深い話なので、ご紹介いたしますね。(原文にある改行や「・・・」や「!」を割愛させていただきます。)
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お酒を身体の中に入れますと、「トイレ」が近くなりますね。で「トイレで用を済ます」と、またお酒が飲めるようになりますね。
これを繰り返すと、「しょっぱい」物が欲しくなります。最後の〆に「ラーメン」が無性に食べたくなる方も大勢いらっしゃいますよね。何故!?
それはですね。「尿」と一緒に体内から「マグネシウム」が沢山放出されているからなんだって。
マグネシウムが身体の中から無くなると、あたまがガンガンしたり、気持ちが悪くなったりするらしいのね。汚い話だけど、「トイレ」に行く度に、どんどん「吐きたくなって」終いには「上からも下からも」なんて事ありませんか?
それはね、「尿」と一緒にドンドン身体の中からマグネシウムが無くなって行くからなんだって。
じゃあ、そのマグネシウムを補給するには、どうしたら良いか?って言うと・・・
簡単です!昔ながらの知恵で、「塩」から吸収すれば良いんです!
でね、身体は正直だから、ドンドンしょっぱい物が欲しくなるのね。
でもね、皆さん知ってました?
世間一般ご家庭でも大活躍する政府公認の赤いキャップの食卓塩、定食屋さんで常備されているあの「塩」。
あれはね、精製塩といってね、精製されているの。わかり易く言うと、綺麗なしょっぱいだけの食べ物なの!
だからね、しょっぱいだけの塩化ナトリウムであって、不純物を取り除くと言う名目で大切なミネラルが何も入ってないのよ。
だからね、マグネシウムを沢山、放出した身体にあの「精製塩」を身体に入れるとどんな事になるか?想像できますよね?
はい!身体が壊れます。
じゃぁ・・・どないすればいいんねん。
「酒は百薬の長」・・・この言葉は「中国」のことわざだそうです(人から聞いた話ですが・・・)
ご存知のように「中国のお酒」は「紹興酒」です。
世界に色いろあるお酒の中で、唯一マグネシウムがたくさん入っているお酒なのだそうです。
もうお分かりの方もいらっしゃるでしょうが「紹興酒」や「養命酒」などは、飲めば飲むほど、マグネシウムが吸収されるのに対して、他の飲用アルコールは、飲めば飲むほど、マグネシウムを放出します。
昔の人は、それを補う「塩」が豊富にあったので大丈夫でしたが、今の人は、それを補う「塩」が手に入りにくいのですね。
(いや簡単に手に入るのですが・・・それ以上に簡単に手に入る「塩」の方が目立つので目に入りにくいのでしょう!)
お正月やおめでたい席の樽酒を「升」にいれて飲みます。その時には、必ず「塩」を「升」の角に乗せて飲みますね。
この塩が、精製塩だったら何の意味も無いことなのです。昔は、精製塩が無かったから問題は無かったのでしょうが・・・。
で、酒は百薬の長って言葉は日本酒には当てはまらないって事なんですね。
(紹興酒以外は殆ど当てはまらないらしいです)
じゃあ、どないせぇっちゅうんじゃあボケぇ(怒)。
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このブログを読んでいらっしゃる方は、どうすればいいのか、もうお分かりですね。
それを実行している「高むら」さんでは、お客様に、よく次のように言われているのだそうです。
「ココのお酒を沢山飲んでも・・・次の日に辛い事が無いんだよねっ」
「ココのお酒は良いお酒なんだねっ!!だから次の日に楽なんだねっ」
そう、高むらさんでは、日本酒をガンガン飲んで、どんどんマグネシウムが放出されても大丈夫なんです。
何故ならば、お料理には「わじまの海塩」が使われているし、卓上セットにも、「わじまの海塩」が標準装備されていますから。
身体って、ほんとうに微妙で正直なんですね。
というわけで、下北沢にお近くの方は、「高むら」へ。
家飲み族のみなさんは、クリスマスやお正月に、家で飲んで二日酔い、なんてことがないように。
そして、飲食店を出しているみなさんは、お客様の体のことを考えた美味しいお料理を。そして、お客様には、安心してガンガンお酒を飲んでいただこうではありませんか。
酒が百薬の長となるように、身体の血液と同じミネラルバランスの「わじまの海塩」をどうぞ。
下北沢「高むら」のブログ: http://ameblo.jp/eberno1/