味噌蔵七代目さんの生きている仙台味噌 | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

味噌蔵七代目さんの生きている仙台味噌

OTO-Nあらため味噌蔵七代目 さんは仙台味噌の生産者の七代目。ぐるっぽの飲食維新会のキックオフでお会いした方です。


(「飲食維新会の」グルっぽは存続していますが、「一般法人・飲食維新会」は、「日本の食材を守る会」に発展的解消をしたようです)


さて、味噌蔵七代目さんの会社では、これまで業務用に出してきた味噌ですが、新しい展開を考えようと、消費者向けの個別パッケージにして販売しようとされています。


味噌は発酵食品。発酵を止めずに、発酵させたまま、提供したいといろいろお考えでしたが、発酵の課程で出てくるガスを抜く空気穴つきという包装を考案なさいました。


8月末のブログ で、これをいくらで買いますか?というアンケートをしていらっしゃったんです。アンケートの回答者には抽選で、このお味噌をプレゼントって。


*無添加
*国産米使用(一部自家栽培)
*宮城県産大豆使用(契約農家栽培) 指定農薬使用(オーガニックではない)
*麹手仕込み(これが難しい)
*熟成6ヶ月
*賞味期限1年
*500g


という仙台味噌。


それに対して、「どこの塩まで表示されていないと、無添加だけでは、値段はつけられないかな~。」とコメントしたら、コメントした方全員が当選。チャチャを入れたみたいなコメントだったのに、私にも贈ってくださいました・・・。


これです。仙台味噌。白味噌と赤味噌。空気穴がついています。



輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-川熊の味噌

ということで、まずは、そのままキュウリにつけて。なめらか。なるほど。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-きゅうりと味噌


そして、ナスとミョウガの味噌汁に。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-ナスとミョウガの味噌汁


あ、ダシは、鹿児島のマルモさんのかつお節 「花削り」で取りました。


さらに、もう一品。しじみ屋かわむらさんの「食べるしじみ」 についていたシジミを入れて。(調味味噌もついていたのですが、今回は、せっかくなので、仙台味噌を使って)



輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-しじみの味噌汁


こちらはシジミのダシだけで。


まろやかです。


味噌が生きているから、今後、味が変わってくるそうですよ。


味噌はもちろん大豆が重要だけど、「塩」もですね。


お味噌、私も7月末に「わじまの海塩」で仕込んでいるんです。「精製塩」や「ゲランドの塩」と比較してます。


「わじまの海塩」の味噌、大豆がしっかり酵素分解してます。水のあがりや、ガスの出も早いです。まだ1ヶ月半なので、熟成されていないので結論は出ませんが、ときどき、ガスを抜くときに、味見をしてみると、甘い味噌になっています。


うまくできたら、「味噌蔵七代目」さんに検証結果を報告することになっています。


こちらについては、また改めて、しっかり、報告しますね。


手前味噌になりました。ちゃんちゃん。