「長野のホテル臼井館」から、北斎の街・小布施(おぶせ)へ | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

「長野のホテル臼井館」から、北斎の街・小布施(おぶせ)へ

「わじまの海塩」ご使用店・販売店様の訪問記・夏休みバージョンとして、「ペットと泊まれる長野のホテル臼井館 」をご紹介しています。


体に優しい田舎料理でもてなす女将」 さんのお勧めで、宿泊した翌日に、小布施(おぶせ)に行ってきました。


長野駅から、長野電鉄を使って、特急なら23分、各駅停車で40分弱で行ける小布施です。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-小布施駅


そんな短い間に、いっきにのどかになりました。レンタサイクルで街を探索しました。きれいな街並みです。


この小布施は、晩年の葛飾北斎が逗留していた街。北斎の肉筆画のある北斎館があります。北斎がのびのびと書いている作品が展示されています。



輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-北斎館


これは、上町というところの祭屋台のために書いた天井絵。迫力あります。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-天井屋台図
          (北斎館のホームページより。)


そして、おなじみですね、神奈川沖浪裏の図。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-神奈川沖浪図
           (北斎館のホームページより)


実は、わじまの海塩のパッケージの波模様は、この北斎の描いた波の形を意識しているものなんですよ。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-わじまの海塩ラベル

おわかりになりますでしょうか。「海塩」の文字の下から右側あたり。では、ズームイン。



輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-わじまの海塩ラベル能登半島

荒波がザッブーンとなっている形です。さらに、これは隠し絵になっていて、能登半島の形を現しているんです。


もう一つの隠し絵。「能登」の文字の横にあるのが、舳倉島(へぐらじま)の形です。能登半島のちょうど北東に位置しています。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-わじまの海塩ラベル舳倉島
ということで、北斎館はとても興味深い美術館でした。


さて、話を戻しますと、「北斎館」の近くには、北斎の理解者だったという高井鴻山の記念館や、お土産屋さんやレストランなどがありました。栗かのこで有名な小布施堂もあります。


小布施堂の栗アイスなどを食べてから、自転車を走らせ、街のはずれにある「岩松院」へ。福島正則公の霊廟があります。



輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-岩松院


この寺には、90歳で亡くなった北斎が89歳のときに書いた天井画が残されています。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-岩松院の天井画

                          (岩松院のホームページより)


八方睨み鳳凰図。畳21畳の大きさ。12分割し、床に並べて彩絵した後、天井に取り付けられたものだそうです。150年以上たっているのに、塗り替えは1度もしていないということですが、色あざやかに保存されています。岩絵具の値150両、金箔4400枚を使っているそうです。


鳳凰の目のあたりをアップで。すごいド迫力。確かに、どの角度からも睨まれているよう。見入ってしまいます。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-八方睨み鳳凰図アップ

                     (岩松院のホームページより)


北斎というと、「富獄三十六景」の版画のイメージしかなかったので、こんな作品もあったのかとびっくりしました。天井絵の本物は、外へ持ち出せないので、小布施でだけしか見られません。来てよかった~。


さて、ここから、日帰り入浴が可能な「おぶせ温泉 あけびの湯」へ自転車を走らせました。


上り坂ですっかり汗をかきました。露天風呂の気持よかったこと。


温泉のある高台からは、北信五岳が見渡せます。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-北信五岳


左から、黒姫山、妙高山、斑尾山ではないかと思うのですが、すみません、自信ありません。この風景、露天風呂からも見られたんですよ。贅沢な景色でした。


そして、ここまで来る途中途中には、こんな果物畑がありました。


ブドウ。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-ブドウ


リンゴ。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-リンゴ


桃。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-桃


柿。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-柿


栗。


輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-栗


まだみんな青いものですが、これから秋に向かって食べごろになりますね。


夏休みの後半戦に、あるいは、これらの果物が色づく季節・秋に、信州の小旅行はいかがでしょう?


東京駅からたった2時間の小布施。癒されます。


長野に着いたら、先に小布施を回って、長野駅に戻って、「ホテル臼井館 」に宿泊し、早起きして善行寺のお朝事に参列して、おいしい朝食を食べ、東山魁夷美術館を見て帰る、というのが私のお勧め小旅行です。


あ、もちろん、もっと連泊してもいいですよ。新幹線なら、長野から軽井沢まで30分です。

・ホテル臼井館


住所:長野県長野市県町481
電話:026-233-1313
URL: http://w1.avis.ne.jp/~usuikan/


・小布施町観光ガイド

URL: http://www.e-obuse.com/


・北斎館

電話: 026-247-5206

URL: http://www.hokusai-kan.com/


・岩松館

電話: 026-247-5504

URL: http://www.gansho-in.or.jp/annaizu.htm


・おぶせ温泉 あけびの湯

電話: 026-247-4880

URL: http://www.akebinoyu.com/