「長野のホテル臼井館」から、善光寺のお朝事(あさじ)へ
「わじまの海塩」ご使用店・販売店様の訪問記・夏休み特別編として、「ペットと泊まれる長野のホテル臼井館 」をご紹介しています。
東京-長野は、長野新幹線で1時間30分から45分程度。ビジネスでも観光でも、日帰りが可能な場所。せっかく泊まったからには、泊まらなきゃできないようなことをしてみようと思い、早朝、5時起きで、行ってみました。
善光寺のお朝事(あさじ)。ホテル臼井館から徒歩で約15分の善光寺。
5時30分からお勤め(読経)が始まります。大勧進僧正様のお出ましのときに、通り道の参道に膝まづき、頭を垂れると、僧正様がお経をとなえながら、珠数で頭をちょんと撫でて、功徳を授けてくださいます。
これを「お珠数頂戴(おじゅずちょうだい)」と呼ぶのだそうです。こういう風景です。
こちらが、善光寺の仁王門。
仁王門をすぎて、駒返り橋のところで、大勧進からお出ましになった僧正様からお数珠を頂戴することができました。
お盆のため、いつもの朝事より、ずっと人が多かったのでしょうが、その後、本堂に入ると、内陣の一番前に座ることができ、お勤め(南無阿弥陀仏の読経)に参列し、その後、お戒壇めぐりに。
本堂の地下の真っ暗な回廊を歩いて、極楽の錠前に触れるとご利益があるそうですが、「鍵」がぶらさがっていると思いこんでいたので、よくわかりませんでした。残念。
外に出たら、朝食の支度を途中にして出てきてくださった女将さんと出会うことができて、一緒にまた、お珠数を頂戴することができました。
帰り道に寄った、尼さんが住んでいらっしゃるお寺には、こんな立派な蓮の花が咲いていました。
秋の気配すら感じるさわやかな朝の散歩でした。
ところで、時間が前後してしまいますが、前の晩の夕食には、女将さんに、権堂町にある「ごとく亭」に連れていっていただきました。
(ホテルでは夕食は出ないのですが、団体様や足の悪いお連れ様がいらっしゃるときなどには、お願いしておけば、やってくださいます。)
こちらで食べたのは。高原野菜の味噌フォンデュ。味噌と酒粕をだしで割ったスープです。
川魚のいわなの塩焼き。
ジビエの笹味噌焼き。左から地鶏、鹿、猪。衣をつけて揚げてあるような感じでした。味噌ダレで食べます。
こういうものも、長野ならではのメニューですね。
海のない信州・長野。日本海から信濃国までは、塩を運ぶ「塩の道」がありました。今は、千国街道と呼ばれています。街道は、新潟県の糸魚川市から始まるのですが、糸魚川市は、能登半島のすぐ近くにあります。
運ばれていた塩は能登の塩に違いない、信州の味噌は、きっと能登の塩を使っていたんじゃないかなあ、「わじまの海塩」で味噌を作ってくれるところはないかしら、などというようなお話をいたしました。(ここで、素敵な出会いがあったのですが、その話はまた今度にいたします。)
帰ってきて、徒歩1分の銭湯に。ホテルのお部屋ごとにお風呂はついていますが、こんな素敵な建物だったので、思わず、行ってしまいました。(これは朝、撮影したものです)
宗教にもよるかもしれませんが、善光寺のお朝事は、一度は経験する価値があると思いました。
善光寺のお朝事に参列するには、「体にやさしい田舎料理でもてなす女将さん 」のいる「ホテル臼井館」にお泊りになるのが便利です。お朝事の後には、おいしくて体にやさしい田舎料理、いえ、割烹レベルと言ってもいいほどの心づくしの朝食が待っています。
朝食の一例は昨日、ご紹介しました。こちら。→http://ameblo.jp/wajimanokaien/entry-10619863251.html
◯「ホテル臼井館」のプロフィール:
住所:長野県長野市県町481
アクセス: 長野高速ICより車で20分、約10㎞。
JR信越本線・長野新幹線 長野駅から車で6分、徒歩で20分。
長野電鉄 権堂駅から徒歩で10分。
電話:026-233-1313
URL: http://w1.avis.ne.jp/~usuikan/
1階のカフェ「ローズメイ」で「わじまの海塩」の販売もしています。
◯「信州の御馳走処 ごとく亭 権堂店」のプロフィール:
住所:長野県長野市権堂町2223-1
アクセス:JR長野駅 徒歩5分、長野電鉄線権堂駅 徒歩1分
TEL: 026-235-5300
営業時間: 17:00~23:00
定休日: 無休 (12/31・1/1は休業)