おまけ・舳倉島の名物は強烈な蚊
舳倉島(へぐらじま)は、蚊が強烈なんです。小さなやぶ蚊です。海水で繁殖するという噂です。
どんなに暑くても、長袖、長ズボンを着て、そして、蚊取り線香を腰からぶら下げていたのですが、ダメでした。やられました。
蚊にさされたところが、水ぶくれに。これ、帰ってきた21日に撮った写真です。
こういうのが1箇所ではありません。大小あわせて20箇所ぐらい。ほとんど水ぶくれになり、自然に破れてしまっていて、あまりに醜いんです。
上の水ぶくれ、自然に破れるとかえって面倒だと思って、針で2箇所穴をあけて、水を出したのですが、すぐに元通り。そして、もっとひどくなってきてしまいました。今、これが、こんなふうに。
なんでしょ、これ、固いです。痛くもかゆくもないのですが。。。
長袖を着ていたので手首から先、足も、足首と足の甲がやられました。時間がたてばたつほど、ひどくなっていきます。かきむしった記憶がないのですが、無意識にかいてしまっていたのでしょう。こんな感じに、皮膚が破れてしまっています。
前に舳倉島に行ったときのも、やはり蚊にさされ、半年間、かゆみが止まりませんでした。
虫さされには、塩を作った後に残るニガリが効くのです。今回は、すぐにニガリを塗って、何度も何度も塗っているのですが・・・。
島根県に住む友人が、島根県の粘土パウダー「モンモリロナイト」と「わじまの海塩」で作った石鹸で洗うと、虫さされの跡が残らないと教えてくれたので、顔を洗う以外に、手や足にも使ってみました。
確かに、かゆみがおさまった感じがします。
とはいえ、これ、赤くて目立つし、治っても跡が大きく残りそうです。あ~あ。
でも、たとえば、農業を営んでいらっしゃる方々からは、蚊ぐらいでギャーギャー言って、と怒られるかもしれませんね。
舳倉島の蚊の威力は有名で、観光客のために、蚊を退治しようかという話題も出てくるそうです。
でも、島全域で殺虫剤を使ってしまったら、何かしら生態系がおかしくなりますよね。舳倉島の宝である多種多様の野鳥にも影響が出るかもしれません。
舳倉島では、自然を守ることと、生活の便利さを優先することと、観光客を誘致することと・・・、相反する課題を抱えているという現実もあるんです。