(1)PFUの社員食堂…世界シェアNo.1のプロダクトを生む企業のビジネス戦略
先日、会社時代の先輩から、家の整理をするために、自分の持っている書籍を1冊1000円でスキャニングして電子化してくれるサービスを利用して、本の処分をしていると聞きました。
(追記:その後、調べてみると、1冊100円のものもありました。コメント欄でイノキイズムK
さんが教えてくれたサービスは、なんと1冊77円です)
捨てられない本で、家中、あふれているので、思い切ってこういうサービスを使うのも手ですね。
こういうサービスが出てきたのも、スキャナーの精度・品質が良くなり、安価になったからかもしれません。
iPhoneやiPadが出てきて、日本のITプロダクトの元気がなくなってしまったように思えるけれど、書籍や文書を電子化する業務用のイメージスキャナーで、全世界の約50%以上のシェアを持っているのは、日本の製品なんですよ。
その製品を作っているのは、石川県にあるPFUという会社なんです。
去年の12月にご紹介 したことがありますが、ここの食堂を運営しているのが、PFUライフエージェンシーさん。ここの食堂では「地産地消」「医食同源」をキーワードにしていて、その趣旨が合致して、「わじまの海塩」を使ってくださっています。
この食堂の入口です。
本日の「地産地消」品が並べられています。
こちらの食堂でランチを食べたことがあるのですが、窓が大きく明るく、社員の方の表情も明るく・・・、やっぱり、働く社員の皆さんの心身の健康あってこそ、いい仕事ができるから、いい製品が作られるのだなあと思いました。
さて、このPFUさんの食堂が、雑誌で紹介されました。
北國新聞社発行の「月刊北國アクタス 」(2010年7月号)。石川県や富山県の政治、経済、社会、文化などの情報誌です。
この中の
「こだわりの社員食堂 メニュー改善でやる気もりもり
メタボや虫歯予防も考えて健康なら医療費抑えられる」
というタイトルのコーナーです。
「社員食堂にこだわる企業が石川、富山で増えている。本格料理や健康メニューを取り入れて社員のやる気を高め、メタボや虫歯の予防まで食堂が面倒を見るケースもある。
社員の健康を保つことで医療費負担を抑えたい企業側の狙いもあり、今や社員食堂は、ビジネス戦略の新たな拠点の様相も帯びる。」
とありますよ。
興味深い記事なので、次のブログ記事で、内容を詳細に紹介しますね。
ところで、個人の方や中小企業でも、イメージスキャナを一つ持っていると、PDFファイルにして保存できるので、ペーパーレス化ができて便利です。
8月末まで、PFUさんの個人向けスキャナー「ScanSnap」購入キャンペーン実施中です。「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で29年連続一位の老舗旅館「和倉温泉 加賀屋」さんの宿泊券が賞品ですよ。
ご興味のある方は、以下をご覧ください。
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