新宿・西落合の豆腐屋「土佐屋」さん
昨日、巣鴨の地蔵通商店街を訪れてみて、ここの商店街は観光地で、「わじまの海塩」の店頭販売は難しそう、と書きましたが・・・、「わじまの海塩」の店頭販売をしてくださっていて、成功している店もあります。
ここ、新宿区西落合の旭通り商店街にあるお豆腐屋さんの「土佐屋」さん。
新宿区のこだわり大賞を受賞した店です。昨日、ニガリの集金とお塩の納品に訪問しました。
ここの豆腐のニガリは、「わじまの海塩」ができた後に残るニガリを使ってくださっています。ご主人は、大豆も各地のものを試し、ニガリも沖縄、大島、奥能登などを試した結果、能登・輪島のニガリが一番よいと使い続けてくれています。
豆腐のケースの上に、「わじまの海塩」を陳列してくれています。
近くには、サウナのついた銭湯もあります。また、大きくはありませんがスーパーもあります。スーパーには、安い豆腐を売っているのに、わざわざここに、1丁の豆腐を買いに訪れるお客さん。
お豆腐を買いにきたお客様と、ご主人との間で、お豆腐を袋に入れてレジをしながら、
「ここのお豆腐は、おいしいわ~。他のところのは、もう食べられないわ」
「うちは、豆腐を固めるニガリは凝固剤ではなく、天然ニガリを使っているのですよ。輪島のニガリなんです」
「へ~」
「豆腐に、醤油じゃなくて、お塩をかけて食べるのもいいですよ。こちらが、そのニガリを作る前にできる輪島の塩です。これ、健康にもいいんですよ」
・・・
なんていう、会話が想像できます。
商店街の店での店頭販売といっても、いろんな商店街、いろんな要素があり、成功するかしないか、一概にはくくれないもの。自分で歩いて観察して、何かをつかみとって、応用していく、しかないものですね。
土佐屋豆腐店のプロフィール:
住所:東京都新宿区西落合2丁目6-4
電話:03-3953-8225
URL: http://nisiochi-asahi.com/shop021.htm
