関東のくずもちは発酵食品
縁あって、ブログの読者の「くず専務」あらため「くず社長 」さんから、くずもちを送っていただきました。
くずもちは、葛粉が原料のものと思いきや、それは関西の葛餅。
関東のくずもちは、小麦でんぷんが原料。だから「葛餅」とは書かず、「くず餅」「久寿もち」と書くのだそうです。
小麦でんぷんを約1年半、天然発酵させたものを原料としているそうです。
和菓子の発酵食品って、珍しいですよね。
小麦でんぷんを発酵させたことにより、しっとりとした柔らかな弾力がつき、発酵食品特有の淡い酸味と独特な香りが生まれるのだそうです。
そして、今回、非加熱のものを送っていただきました。
非加熱のものは、賞味期限が短いので、あまりお店では売られていないもの。
貴重品です。

ぷりぷりな食感です。黒蜜ときなこ、ほっとする味ですね。
くず専務も、この非加熱のものを商品として出していきたい、という思いを持っていらっしゃるそうです。
また、発酵食品・健康食品なのだから、料理の素材としても、もっといろいろな食べ方もできそうです。
そして、さらに、心を打たれたのは、同封されていたお手紙。
じゃ~ん。
私も「わじまの海塩」や「わじまの水塩」のサンプルをお送りすることが多くあるのですが、この手書きの、この迫力。
熱い思いが伝わりますね。マネしてみよう、と思いました。
ちなみに、くず専務は、2010年4月1日から、代表取締役に就任され、「くず社長」に改名されたそうです。
