「ミネラルがうまさを変えていく」・・・KIRIN「サウザン」 | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

「ミネラルがうまさを変えていく」・・・KIRIN「サウザン」

午前中からアルコールの話題で恐縮ですが・・・、KIRINから発売された発砲酒。キリン[サウザン]。

キャッチコピーは、「ミネラルがうまさを変えていく。ミネラルがくれた、圧倒的なキレ味。」



輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-キリン・サウザン


パッケージには、

「ミネラルの恵み
マグネシウム
硬度1000仕込み」


と書いてあります。


ホームページを見ると、「この商品でのミネラルとはマグネシウムのことです」と注意書きされています。


もともと、日本酒では、伏見の酒は軟水だから甘口、灘の酒は硬水だから辛口、というように、仕込み水が硬水の場合と、軟水の場合とで味が変わってくるということは知られている話です。ご存知でしたか?


硬水と軟水の違いは、マグネシウムとカルシウムの合計量で決められています。


であれば・・・、マグネシウムやカルシウムの量や比率で、日本酒はもちろん、ビールも、味噌や醤油も、漬け物も、料理の味も変わってくるのです。

つまりは・・・使う「塩」で味が変わる、ということです。


塩は塩味をつけるだけのもの、じゃないのです。


岩塩には、ほとんどマグネシウムが含まれていません。マグネシウムは長い年月をかけて、大地にしみこんでいき無くなってしまっているのです。

たとえば、梅干しや漬物などの発酵食品を作るときに、岩塩を使っています、という料理研究家の方はいません。みなさん、マグネシウムを含む「粗塩」がよい、とおっしゃりますね。


マグネシウムの存在がもっともっと注目されてくるといいなあと思います。



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