「病気は自分で予防する」(3月21日の日本経済新聞・健康面より) | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

「病気は自分で予防する」(3月21日の日本経済新聞・健康面より)

日本経済新聞の健康面に「ほどほど健康術」というのが掲載されています。今日3月21日の「病気は自分で予防する」(著・新潟大学 岡田正彦教授)の記事、引用します。


「日本人の約6割は、がん、心臓病、脳卒中のいずれかで死亡している。」
「この3つの病気が予防できれば、日本人の寿命はもっと延びるに違いない。」

「がんは『遺伝や体質による病気』と思い込んでいる人が多いが、実際には、ほぼ生活習慣と環境中に原因があると考えてよい。」

「心臓病、特に心筋梗塞は、高血圧症、糖尿病、脂質異常症の3つが主要な原因になっている。」
「脳卒中は脳の血管が詰まる病気と、破裂する病気の2つに分けられる。どちらも血管の病気で心臓病との共通点が多い。原因もよく似ている。」

「高血圧症、糖尿病、脂質異常症の3つが重要ということになる。」

私がこのブログでよく「マグネシウム」「マグネシウム」と言っていますが、その「マグネシウム」の働きは・・。

「〝メタボリックシンドローム"対策の必須ミネラル マグネシウム健康読本」(著・東京慈恵会医科大学 横田邦信先生)より。

・マグネシウムは細胞膜の門番として、血管を収縮させるカルシウムイオンの流入と流出を調節している。もしマグネシウムが欠乏すると、このバランスを失って心筋梗塞の大きな原因になる

・カルシウムとマグネシウムのアンバランスが高血圧の引き金を引く
・マグネシウムは糖尿病の発症予防と改善に大きな期待が持てる
・マグネシウム不足が酵素の不活性化を招き、高脂血症に至る

もう一つ、マキノ出版の健康雑誌「安心」4月号の保存版別冊付録「高血圧を自分で直す最強秘策」より。

・カルシウム
 骨から溶け出したカルシウムが血管壁に沈着して、動脈硬化を起こすのを防ぐ。
・マグネシウム
 カルシウムとともに、血管の収縮・拡張をコントロールして血圧上昇を防ぐ。


日本経済新聞の岡田教授の記事は、以下のように終わっています。

「海外の大規模調査から過剰な医療で健康を害する人が少なくないこともわかってきた。 検査値や薬に振り回されないことも大切だ。
 健康長寿は医療ではなく、自分の努力で獲得するものといえる。その努力に手遅れはない。」


はい。みなさん、カルシウムやマグネシウムを含むミネラルバランスのよい塩をお摂りくださいませ。