「『わじまの海塩』に変えてから、粉チーズの消費量が減りました」
みなさんは、パスタを食べるときに粉チーズをかけますか?
食べる前にかけますか?それとも、味をみてからかけますか?
「わじまの海塩」をお使いの御茶ノ水のイタリアン「ピッコロティガー」の店長さんから伺った話です。
「『わじまの海塩』に変えてから、テーブルに置いている粉チーズの消費量が減ったんですよ」って。
どうしてでしょう?みなさん、おわかりになりますか?
チーズは、発酵食品。「うま味」といわれるグルタミン酸が多い食品です。
パスタを食べるときに、その「うま味」の粉チーズをかける必要がなくなったということは・・・。
粉チーズをかけなくても、「わじまの海塩」で「うま味」が満足されるようになった、ということです。
これが「わじまの海塩」のパワーなんです。
イタリアンは、パスタをゆでるときに、少し固めのアルデンテになるように、時間がたっても伸びてしまわないように、岩塩が好まれます。岩塩はマグネシウムが含まれていないので、たんぱく質分解酵素を活性しないのです。つまり、魚や肉がアミノ酸に分解されにくいのです。「うま味」のグルタミン酸というのは、アミノ酸の一つです。
というわけで、パスタの具に、魚介類や肉がたくさん入っているとき、味付けにも岩塩を使うと、うま味が出ないのですね。
だから、うま味を求めて、粉チーズが欲しくなるのです。
テーブルの上の粉チーズを使うか使わないか、誰も強制しません。
これはもう、人間の本能なんですね。
面白いでしょう?
ちなみに。「ピッコロティガー」さん、よく行くランチはいつも混みこみ。夜に行っても、満席でした。
