「わじまの水塩」の鮮度保持効果
能登・輪島沖の海水で作っている塩「わじまの海塩」の他に、もう一つ「わじまの水塩」というのがあります。
この「わじまの水塩」というのは、海水を低温で濃縮していき、アクやえぐ味のもとなどを取り除いた後、塩分濃度28度で結晶になるところ、塩分濃度25度で止めたものなのです。
懐石料理で「立て塩」と言って、塩を水に溶かしてから、煮物などに使う方法がありますが、この「わじまの水塩」は、塩を溶かしたものではなく、海水を濃縮したもの。結晶した塩の後に残るニガリとも違います。
この「わじまの水塩」、いろいろな用途があるんです。
そのひとつをご紹介。業務用の使い方です。
スプレーなどで吹きかけるぐらいに使うと、塩味をつけずに、ナトリウムの効果で、鮮度保持ができます。
鮮魚を開いてサクに切った後に、スプレーしておけば、色が変わらず、2,3日、生の刺身のまま食べられます。
長ネギを切る前にスプレーしておくと、刻みネギが1週間ぐらい、シャキシャキのままです。
パンやケーキを焼くときに使えば、やはり、1週間ぐらい、表面がパサパサにならず、しっとりしたままなんですよ。
保存料いらずの100%天然ものです。この「わじまの水塩」、いろいろな可能性があるのではないかなと思っているんです。
