生産・加工と市場開発・販売というコンビネーション
「わじまの海塩」の生産者・中道肇の上京についての報告その3です。
翌日の朝は、弊社顧問の所属する昌平不動産総合研究所の瀬川昌輝社長にご挨拶に行きました。瀬川昌輝社長は、千代田区の通り会(「なになに通り」という名称のついた商店街の会)の会長をなさっています。千代田区と輪島市のコラボレーションもいいねぇなどという話をしました。
そして、御茶ノ水の駅前にある喫茶店「穂高」に寄り、「わじまの海塩の生産者の中道さんです」と紹介したら、奥様が「あの塩はおいしいですね~、塩辛を作っても、ほんと、おいしいです」と塩談義になりました。
翌日の午前中、今度は、江上料理学院の江上栄子先生のところにご挨拶に行きました。
料理教室、料理の撮影、試食会と3つの仕事を同時進行でなさっている最中だったのですが、〆鯖寿司をお渡ししたところ、「後で必ずいただきますわ」と。能登の魚を東京で販売していこうと思っていると伝えたところ、応援の言葉をいただきました。
その後、浜松町のお寿司屋さん「大門武鮨」で、日本食料新聞の元社長で、現在は、編集委員の山初省吾氏と会食しました。
この店も「わじまの海塩」を使ってくださっているそうで、タイを〆るときなどに使っています、ということでした。
今回は、あん肝に、わじまの海塩を振っただけのものを出してくださいました。珍味、珍味、でした。
日本食料新聞は、毎日、築地の魚の市況を載せている業界紙。山初氏は、築地の中のことをとてもよくご存じです。築地の市場談義と魚談義になりました。
中道氏から、うんちく話を聞きました。イカもタコも、足のイボがきれいに整列しているのはメスで、不揃いなのがオスなのだそうです。(知ってました?!)
また、甘エビは、獲れたての新鮮なものよりも、日にちが経ったほうが美味しく、まさに甘くなるのだそうです。
こんな感じで、「わじまの海塩」の生産者の中道氏との意識合わせは、駆け足の1泊2日の上京の中、終わりました。
東京での販売店を見て、使ってくださっている料理店でどのように使われているか食べ、料理長と直接話をして、著名な料理学校で校長先生方と話をし、さらに一般のお客様とも会話して、大きな手ごたえを得たということでした。
そして、生産・加工と市場開発・販売という、この最強のコンビネーションをうまく生かしていこうと、今後の展開の方針を固めました。
