「わじまの海塩」のお客様・鎌倉「御代川」に行ってきました
築地の珍味・食品卸売の「村田明陽商店」の長年のお客様、鎌倉にある料理屋「御代川」。
もともと東京・赤坂見附にあり、創業者の御代川鯉之助さんは戦前、関東で最も高級な料理店として有名だった「新喜楽」の料理長で、「煮物の神様」と呼ばれていたそうです。歴代総理大臣、政界官僚の方々、財界の方々、川端康成、棟方志功などがひいきにしていたという店です。
「村田明陽商店」の村田社長がお塩を紹介してくれて、鎌倉の店でも、「わじまの海塩」を使ってくださっているそうです。
鎌倉にお住まいの、料理雑誌「四季の味」元編集長の八巻元子さんと会食をする機会があったので、この「御代川」に行ってみました。鎌倉駅から海の方へ歩いて徒歩10分ぐらいなところにあります。乗用車30台・バス6台が入れる広い駐車場があります。
お店の方にお聞きしたところ、「わじまの海塩」は、時間を置いて食べるような仕出し弁当で使っていますということでした。「煮物の神様」の伝統を受け継ぐ料理屋さんで、時間がたつと味が濃くなってしまいがちな料理に「わじまの海塩」を使っているというのは、プロの技ですね。
八巻元子さんには、お塩によって泡の立ち方が違うビール実験をお見せしました。(ビール実験の詳細はこちら )
精製塩と「わじまの海塩」とでは、泡の立ち方も、味の違いも明白で、びっくりなさっていました。「わじまの海塩」の場合は、ビールの味がそのまま。だから、時間を置く料理でも、素材の味が保たれる、というわけですね。
八巻さんのお父様は、魯山人の再来とも言われた森須滋郎さん。その血を継ぐ八巻さんの3歳のお孫さんは、「ちょっと味見」と言いながら、「わじまの海塩」をつまんでよく舐めているのだそうです。「本能だわね~」とおっしゃっていました。
「御代川」のプロフィール:
住所:鎌倉市由比ガ浜2-22-5
電話:0467-23-0911
定休日:無し(元旦を除く)
営業時間: 11:00~21:00(20:30L.O.)
