血圧高めですが、このお塩で安心して美味しい食事ができています
年末に、「わじまの海塩」をお歳暮として使ってくださった方から、贈ったお相手からのお礼状を見せていただきました。
「血圧高めですが、このお塩で安心して美味しい食事ができています」
と書かれていました。
とてもうれしい言葉です。
海の水の中では、ミネラルはイオンの状態。身体の中でもミネラルはイオンの状態で働きます。
「わじまの海塩」は、体温と同じぐらいの低温で結晶させているので、溶けやすく、イオンの状態にすぐ戻ります。
だから、身体に余分なものを残しません。
そして、そのナトリウムとマグネシウムのミネラルバランスは、人間の血液とほぼ同じ。身体の中に、同化してしまいます。
血圧が高めの方、糖尿病の方などに、ぜひ使っていただきたいお塩です。
そして、そのミネラルバランスが食品素材の酵素を活性化して、自己消化作用(発酵)を促します。
ナトリウムは炭水化物に対して、マグネシウムはたんぱく質に対して、働きます。
炭水化物が分解されると脳の唯一の栄養・ブドウ糖になります。たんぱく質が分解されると身体をつくるアミノ酸になります。グルタミン酸が「うま味」といわれていますが、これはアミノ酸です。舌だけでなく、胃の中にも「うま味」の受容体があり、うま味を感じると、脳に消化せよ、という指令を送るのだそうです。母体の羊水にも、母乳にも、この「うま味」が含まれているのだそうです。
人間は、食べて寝て生きている動物ですが、生命の維持に必要なミネラル(無機質)は、体内では生産できないので、外から食事として摂らなければならないのです。その生存本能から、身体に必要なものを美味しいと感じるようにできているはず。
ミシュランの星を取っているシェフ達に共通することは、その土地で採れる新鮮な食材を使い、旬の素材を使い、そして、「塩」を使いこなして、素材のうま味を引き出しているということです。精製塩を使って星を獲りました、というシェフには、まだ、お目にかかったことがありません。酵素の働きを抑制するという塩化ナトリウムだけの精製塩では、肉や魚の素材の自己消化作用を促して、たんぱく質を分解して、うま味を出すということができないのでしょう。
もちろん、精製塩を使っているのに美味しいものはたくさんあります。そういうものは、たいてい、原材料に「調味料(アミノ酸)」と書かれています。
舌はだまされやすい。けれど、身体はだませません。「うま味」も本物志向でありたいものです。
