低体温からくる病気の要因となる食生活の問題
医学博士・イシハラクリニック院長の石原結實先生の著書『「体を温める」と病気は必ず治る―クスリをいっさい使わない 最善の内臓強化法―』(三笠書房)の紹介の最終回です。
まとめとして、石原結實先生が書かれている、低体温からくる病気の要因となる食生活の問題というものを、以下に引用して紹介します。
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今、日本人の体温がどんどん低くなっており、低体温からくる「硬くなる病気」(ガン、血栓=脳梗塞や心筋梗塞、膠原病)や、「水の病気」(アレルギー=喘息、湿疹、鼻炎など)、「燃えない病気」(糖尿病、脂肪肝、高脂血症)などが蔓延している要因として、繰り返しになるが以下の4点を食生活の面から指摘することができる。
(1)塩分(=温める)を悪者にし、極端な減塩志向が強まったこと
(2)コーヒー、カレー、バナナ、パイナップル、レモンなど、南方産の食べ物(=冷やす)を熱い夏の時期以外にも口にしていること
(3)血栓防止と称して、やたらに水分(=冷やす)をとっていること。また、清涼飲料水の自動販売機がいたるところに設置され、無造作に水分を多くとり過ぎること。
(4)あまりに化学薬品(=冷やす)を服用し過ぎていること
また、家電製品(洗濯機、掃除機)の普及や交通機関の発達で慢性的な運動不足になったことも体の冷えに拍車をかける要因であることもつけ加えておく。
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体を温める塩、体にだいじな塩です。体温と同程度の温度で結晶させた、ミネラルバランスのよい「わじまの海塩」を。
