塩は、「体を温める食べ物」
医学博士・イシハラクリニック院長の石原結實先生の著書『「体を温める」と病気は必ず治る―クスリをいっさい使わない 最善の内臓強化法―』(三笠書房)に書かれている、体を温める食べ物選びについて、紹介します。
①一般に食べ物は南方産は×、「北」で獲れたものがいい
②「硬い」ものは○、柔らかいものほど×
③「赤・黒・黄・橙色」のものが○
④酢よりも「塩」がいい
⑤温めも冷やしもしない食べ物に注目
⑥ビールより「日本酒」。白ワインより「赤ワイン」
食材を体を温めるか冷やすかで分類整理すると、以下のようになります。
○体を温める食べ物
塩、味噌、醤油、
赤みの肉、チーズ、卵、チリメンジャコ、
たくあん、塩ジャケ、メンタイコ、漬け物、
生姜、
根菜(ゴボウ、ニンジン、レンコン、ネギ、タマネギ、ヤマイモ)、
小豆、黒豆、
黒砂糖、氷砂糖、乾燥果物、せいべい、
紅茶、ワイン、紹興酒、日本酒(熱燗)
×体を冷やす食べ物
緑の葉菜、
北方産以外の果物(バナナ、パイナップル、ミカン、レモン、メロン、スイカ)、
トマト、キューリ、
カレー、コーヒー、
バター、マヨネーズ、クリーム、
白砂糖、白パン、化学調味料、化学薬品
牛乳、青汁、豆乳、緑茶、ビール、ウイスキー
塩分控えめのために、塩ではなく、酢で味付けするとよい、と書かれている料理本もみかけますが、酢は体を冷やす食べ物だそうです。
また、化学薬品は甲状腺ホルモン剤を除けば、ほとんどが体を冷やすと考えていいそうです。
化学調味料も、体を冷やすものなのですね。
