塩分制限が体を冷やす
医学博士・イシハラクリニック院長の石原結實先生の著書『「体を温める」と病気は必ず治る―クスリをいっさい使わない 最善の内臓強化法―』(三笠書房)の内容をご紹介していますが、ようやく、このブログの本題・塩の話になってきました。
この本に書かれている体を冷やす6つの原因について紹介します。
石原先生は、現代人の体温は下がってしまっている要因は以下の6つであるとおっしゃっています。
①筋肉不足(特に下半身)
②夏型の暮らしを1年中することと冷房の悪影響
③ストレスで血行を悪くしている
④入浴法が悪い
⑤食べ物・食べ方で体を冷やしてしまう
⑥薬(化学薬品)ののみ過ぎ
そして、食べ物・食べ方で体を冷やしてしまう詳細として、以下をあげています。
(1)食べすぎ
(2)体を冷やす食べ物
(3)塩分制限の悪影響
(4)ペットボトルなど水分のとり過ぎ
塩分制限が体を冷やす原因になっているということなのです。
ちなみに、漢方ではスイカ、キュウリ、トマトなど、食べると体を冷やす食物を「陰性食品」とし、味噌や醤油、塩、生姜など、食べると体が温まる食品を「陽性食品」として区別して、健康増進や病気治療の時の「食養」の大原則としているそうです。
