服部栄養専門学校の学園祭は大盛況でした | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

服部栄養専門学校の学園祭は大盛況でした

11月7日(土)、8日(日)は、もう一つイベントがありました。
服部幸應校長の服部栄養専門学校の学園祭です。


新宿の高島屋と代々木駅の間にある学校の玄関前には、あらまあ、こんな飾り物が・・・。


塩売り主婦 奮闘記-服部学園祭


プロ仕様の設備で、名だたる料理人の皆さんが実技をしながらの料理の講習セミナーもありました。


塩売り主婦 奮闘記-服部学園祭の垂れ幕


模擬店も売店も入場制限が出るぐらい満員でした。

食というのは、本当に、永遠不滅のテーマなのだなあとしみじみ思いました。


来賓休憩室で、服部幸應先生にご挨拶をした際に、食育ジャーナリストの砂田登志子さんを紹介していただきました。
砂田登志子さんは、ニューヨークタイムズ東京支局記者、ボストン・コンサルティング・グループ研究員を経て独立し、日本が立ち遅れている「食育」の重要性を、アメリカと比較するなどして20年以上訴えている方で、内閣府や厚生労働省、農林水産省、文部科学省の食や健康教育に関する委員を多数つとめていらっしゃいます。

砂田登志子さんは、その著書・「みんなで食育――食を育み、農・命・未来を育む」(全国農業会議所刊)の中で、
次のように述べられています。 引用します。


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人生は「学歴より食歴」です


幼い頃からの食育は、着実な配当が期待できる健康投資であり、最高の予防医学です。
食育活動には2つのキーワードがあります。
一つは、食べ物を上手に選んで組み合わせる選食(フード・チョイス)。
もう一つは、ガンや糖尿病などうつる病気ではなく、つくる病気の生活習慣病を、後手の治療ではなく、
先手の予防で対処する食戦(フード・ファイト)。
健康は、正しく選び、戦いとるものというのが基本姿勢です。


古くから日本では、体育・知育・才育・徳育に食育とを合わせた「五育」という言葉がありました。


その五育のなかでも、いちばん最初にくるのが、食育です。

食育がなによりも優先する。食育は子育ての分母であり、土台であり、根底・根っこです。

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本当にそうですね。ガンや糖尿病は、インフルエンザのように、人から移る病気で増えているのはなく、まさに生活習慣病というものですね。自分の毎日の積み重ね。
毎日食べるものだから、安いものを、手っとり早いものを、という考えを捨てなければ・・。


砂田登志子さんは、日本人は生命力のある食べ物を食べていない、日本人の若者は目が生き生きとしていない、このままでは、何をやっても日本は負けてしまう、まず、子供達の食事をどうにかしなければ、という強い危機感を持っていらっしゃいました。
そのお考えに共感しました。




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