関東豆腐まつりで舳倉島のニガリが東京都代表店で使われました
イベントの秋です。
11月8日(日)。新宿駅西口のイベント広場で、「関東豆腐まつり」が開かれました。
10月29日のブログでもお知らせしましたが、「わじまの海塩」を作る後にできる天然ニガリを使っているお豆腐屋さん・新宿区西落合の「土佐屋豆腐」さんが、東京都代表で、出店しました。
下の写真の左側の男性が、店主の川田さんです。
その数は減っているとは思うけれど、東京にも、まだまだ小さなお豆腐屋さんがいっぱいあります。
その数ある中で、東京都代表ですぞ。名誉ですね。
各県の代表は、各県産の大豆を使って豆腐を作るというのが条件。
土佐屋の店主・川田さんは、いつもは北海道等の大豆を使っているのですが、今回は、東京都日野市で採られた大豆を使いました。
でも、ニガリだけは、能登輪島の舳倉島産のニガリを使って出品しました。
イベント開始の11時早々から、お客さんがたくさん来ていました。
お豆腐好きは、やはり多いのですね。
植物性たんぱく質が豊富で、マグネシウムの多い大豆。
豆腐にとってニガリは、豆乳をただ固めるだけではなく、甘さとうま味を出すための重要な要素。
その分、天然にがりで豆腐を作るのは、簡単ではありません。
湿度や温度によっても、豆乳のでき具合によっても、ニガリの量を調節しなければならないそうです。
まさに職人技ですね。
意欲的な職人堅気の店主さんでないと使いこなせないでしょう。
土佐屋豆腐の川田さんが東京都代表で出店したこと、とても誇らしく感じます。
