「おもいっきりテレビ」で取り上げられた「マグネシウム」の話・その3
「おもいっきりテレビ」で取り上げられた「マグネシウム」の話・その3
2006年9月に放映された、みのもんたさん司会の「おもいっきりテレビ」で「マグネシウム」の話がありました。
「マグネシウム健康読本」の著者・東京慈恵会医科大学准教授の医学博士 横田邦信先生がコメンテーターとして出演され、マグネシウムの重要性についてのお話があったそうです。
この番組内容の要約版のご紹介の3回目です。
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糖尿病を防ぐために
最新研究報告:
① マグネシウムの摂取量が多いと、糖尿病の発症危険度が20%低くなる(米国)。
② さらに、マグネシウムを十分に補うことで、軽症糖尿病患者のインスリンの働きが改善された。
③ 糖尿病を防ぐためには、マグネシウムと食物繊維が豊富な野菜類の摂取が効果的である。野菜類の摂取量が多い人は糖尿病の危険度が約50%低くなる。
マグネシウム摂取量が同量(259mg)であっても、肥満女性は血中インスリン量が約55、非肥満女性は血中インスリン量が約38 。肥満者の方が、血中インスリン量が増加する。
マグネシウム摂取量を多くすると、血中インスリン濃度が下がる。マグネシウムが多いとインスリンの働きが良いことになる。
横田先生の臨床データで、天然の濃縮マグネシウムを患者に補ったところ、インスリンの効きがよくなり、中性脂肪も下がり、高血圧の人は血圧も下がるという成績が得られた。これは国際学会にも発表された。
要約すると、マグネシウムが不足するとインスリンの効きが悪くなる。効きが悪くなると糖が細胞の中に入らなくなる。すると糖をうまくエネルギーに代えられない。従ってマグネシウムがあるとインスリンの働きが良くなる。
糖尿病を防ぐためには、マグネシウムと食物繊維が豊富な野菜類の摂取が効果的である。野菜類の摂取量が多い人は、糖尿病発症の危険度が約50%と低くなる。
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糖尿病まで、マグネシウム不足が影響していたのです。
「わじまの海塩」についてご紹介すると、「自分は高血圧じゃないから塩分は気にしなくてもいいんだ。でも、糖尿なんだよね」とおっしゃる方が結構いらっしゃいます。
塩を塩分をとるものと思っていてはいけません。塩はミネラル。
たかが塩、されど塩・・・。食事のおかずに気をつけるだけでなく、毎日使う調味料にも気をつけてください。
