酵素と塩2:エドワード・ハウエル博士の“酵素寿命決定説”
エンザイムという言葉を聞いたことがありますか?
エンザイムとは、酵素のことです。
人の生命活動に必要な酵素は5000種以上あると言われています。
酵素には、体内で作られるものと、食物として外部からとるものの二種類があります。
新谷弘実先生のミリオンセラー「病気にならない生き方」では、酵素をエンザイムと呼んで、酵素(エンザイム)の重要性を説明しています。
エンザイムという言葉に馴染みのない方もいると思いますので、「エンザイム」を「酵素」と置き換えて、以下に引用します。
健康を維持するためには、体内の酵素を増やす食生活をするとともに、体内の酵素を消耗する生活習慣を改める必要があるということです。
(中略)
アメリカの酵素研究の第一人者であるエドワード・ハウエル博士は、生物がその一生の間に作ることができる酵素の量は決まっているという説を述べています。その一定量の酵素をハウエル博士は「潜在酵素」と呼んでいます。そして、この潜在酵素を使いきったときが、その生命体の寿命の尽きるときだというのです。
この説が本当かどうかは今後の研究成果を待たなければなりませんが、体内にある酵素の量がその生命体の「命運」を握っていることは確かです。体内に酵素が豊富にあれば、生命エネルギーも免疫力も高いといえます。つまり、体内のエンザイムの消耗を抑え、いかに充分な状態に保っておくかが、健康状態を決定するということです。
現在、サプリメント等で酵素の重要性を説明しているものは、このハウエル博士の「酵素寿命説」「酵素寿命決定説」に基づいたものなんです。
酵素を使いきったとき、寿命が尽きる・・・なんだか恐ろしい響きですね。
調理栄養教育公社から出版されている「調理用語辞典」の「食塩」の項目には、効用として、以下のように書かれています。
・酵素作用を抑制し褐変を防ぐ
こんな大事な酵素の作用を抑制するのが、昭和47年から専売制で与えられていた塩化ナトリウム100%の「食塩」なんです!!
サプリメントの酵素を摂って安心している場合ではありません。
サプリメントで酵素を摂らなければならない現代になったのは何故でしょう。
