酵素と塩1:主婦のジョーシキ?!酵素パワーでタンパク質を分解
マグネシウムは、酵素を活性化してタンパク質を分解します。
これは、あまり馴染みのない知識だなあと思っていたのだけど、先日、歯磨きをしているときに、ふと、横にあった洗濯洗剤の箱を見たら「酵素」の文字。
パッケージに「酵素と除菌成分が汚れと菌に働く」とありました。
そうだった!
テレビの洗剤のコマーシャルで、
「酵素パワーがタンパク質を分解するから、汗や皮脂の汚れが落ちる」
って言っていますね。
酵素がタンパク質を分解するということは、なにも新しい話ではなく、主婦のジョーシキだったんですね。
そしたら、今日、母が使っている入れ歯洗浄剤にも「酵素入り」の文字を見つけました。
「タンパク質分解酵素が頑固な汚れを分解」と書いてあります。
恐るべし、酵素パワー。
この酵素の働きを助けるのが、ミネラルの中でも、マグネシウムなんです。
タンパク質の分解が必要なのは、何も汚れを落とすためだけではありません。
消化の働きの一つは、タンパク質をアミノ酸に分解すること。
調理というのは、そもそも、生の食物を食べやすくして、体への消化吸収を手助けすることではないでしょうか。
その食物の調理に、マグネシウムを含まない塩化ナトリウムだけの塩を使っていたら・・・。いくら火を通していても、生の肉をお腹に入れてしまうようなもの。胃腸での肉の消化に負担をかけますね。
この「酵素」について、何回かに分けて、このブログで説明していきたいと思います。
